その当時の農村では、 日の出(明け六つ)に起き、 日の入り(暮れ六つ)に寝る生活だったのではないでしょうか。 「油一升、米三升」といわれた菜種油は 米の約3倍もするほど非常に高価なものでした。 もう少し安い、鯨や鰯の油は、油煙が多くて臭かったといいます。 つまり、暗くなれば寝て、明るくなれば起きる。 極めて自然ですね。 夏至で夜8時から朝4時までの8時間、 冬至だと夜6時から朝6時までの12時間、 春分秋分で10時間くらいが睡眠時間でしょうか。 刻は時を知らせるお寺の鐘や、 江戸なら「時鐘」と呼ばれる櫓の鐘で知るわけですが、 そんなご時世ですから、15分とか30分の誤差は関係ないと思われます。 鐘を鳴らす寺は、晴れている時は日時計、 夜や雨の日は漏刻と呼ばれる水時計または香盤時計を使用し、 時鐘の場合は、鐘撞役という専任の役人(5人扶持)が香盤時計や、 和時計を使って、ある程度の正確な時刻
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