僕も京都人だが…。 7日付け新聞で知ったが、 東北大震災の津波に、なぎ倒された、 岩手陸前高田の景勝地『高田松原』の松で 作った薪を、 被災で亡くなった方々の鎮魂と 東北復興への祈りを 込めて、 京都の伝統行事 『五山の送り火』。 あの大文字焼で、 焚かれる事になったと言う。 祇園祭の鉾が、 被災地応援に繰り出した行事に、 勝るとも劣らぬ、 大文字の主旨に乗っ取った、 素晴らしい企画であり、 心暖まる話だと感動し、 京都出身者としては 誇りに思っていた。 薪には、 避難所の被災者の方々や、 旅館に泊まる、 北海道、九州、外国からの、旅行者達にも、 メッセージを書き込んで貰ったと言う。 『いつまでも空の上から家族を見守って下さい』 『お袋殿、オヤジと仲良くやって下さい。』 亡くなった家族の元へ 届けたい熱い思いが、 薪一本一本に、