「赤い自転車」は今後増えるのか 街中で、小径タイヤの赤い自転車に乗っている人を見かけることが多くなった。 この赤い自転車は、利用の8割を都内が占める自転車シェアサービス「ドコモ・バイクシェア」が供給している自転車である。緊急事態宣言が解除された本年6月、利用回数は過去最高水準の120万回に達した。 そのようななか、本年8月27日に東京メトロが大都市型MaaSアプリ「東京メトロmy!アプリ」を公開したことで、鉄道・バス・タクシー・シェアサイクルをふくむ経路検索が可能になった。同様の経路検索は有料アプリの「NAVITIME」でも可能だが、「東京メトロmy!アプリ」ではその機能の一部が無料で公開された。 東京では、今後シェアサイクルが成功するのだろうか。結論から言えば、シェアサイクルの可能性には期待できつつも、普及には課題も山積しているのが現状だ。今回は海外の主要都市における導入事例や、東京都の
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