先週、シンドラー社製エレベーターの誤作動による痛ましい死亡事故が発生した。同社製エレベーターでは2006年にも誤作動による死亡事故が発生しており、その安全性が再びクローズアップされ大きく取り上げられた。 事故の原因がエレベーターの構造的問題だったのか、それとも保守点検等の問題だったのかは定かではないが、今のところ「制御回路の不具合だった可能性がある」とだけ伝えられている。 エレベーターは全国に70万台以上あるそうだが、そのエレベーターが1日に上下稼働する回数は少なく見積もっても数千万回に達し、1年間では数百億回にまで達するだろう。今回の事故が前回の死亡事故から6年経過していることを考えると、エレベーターの誤作動による死亡事故発生率は数千億分の1以下ということになる。しかしながら、それはあくまでも死亡にまで至る確率であり、誤作動による怪我や、単なる誤作動ならケタ違いに有るのだろうと思う。 特
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