ようやく,長い間続いた違和感が潰せた.「Wikipediaの品質に文句を言う人」や「エイプリルフールを嫌う人」に対して抱いていた違和感.彼らは「大衆食堂で"この程度の食べ物を出すな"といちゃもんつけるグルメ」なんだ. 例えばWikipediaは(建て前上は)誰でもキッチンに立って料理ができる場所だ.そこで「馬鹿舌」が求めるのは「高品質の食べ物」ではなく「そこそこ美味くて量のある料理」だ.実際,質は多少悪くても,手持ちの辞書よりずっと大量の記事がある.そんな場所で「他の奴ももっと品質にこだわるべきだ」とか「よその国の大衆料理はもっと美味かった」とか言われても困る. 彼らは下記のいずれかが欠けていると考えられる. ・自分がグルメであるという自覚 ・ここは大衆食堂であるという認識 ・高級料亭に移る行動力,経済力 とりあえず,彼らには「自分はグルメである」という自覚を持ってもらって,「ここは大衆食