駅舎の脇では、搬出容器に入った鉄鉱石を展示している。奥は鉄鉱石を積み込むホッパー(29日、中之条町太子で) 中之条町、跡地に復元…鉄鉱石輸送の役割伝える 戦時中や戦後復興期に鉄鉱石の積み込み駅として使われた太子(おおし)駅の駅舎が、旧六合(くに)村(現中之条町)の跡地に復元された。当時の写真や町民の証言をもとに中之条町が整備し、4月から一般公開する。町は太子駅の歴史や役割を伝え、六合地区の観光振興などにつなげたい考えだ。 駅舎は木造平屋で約96平方メートル。鉄鉱石を運ぶために使ったバケット、鉄鉱石をロープウェーで運ぶ様子を収めた貴重な写真、列車の行き先を示す札などを展示した。駅長室の窓口に運賃表を飾り、駅舎の脇には乳幼児室を設けた。 太平洋戦争末期、旧六合村の群馬鉄山で採れた鉄鉱石を京浜地域に輸送するため、長野原線(渋川―長野原駅間)と太子線(長野原―太子駅間)が敷かれた。太子駅は太子線の

