【短期集中連載】ファーウェイショックの本質3 冷静に考えたい「安全保障上のリスク」 ここ数年、クローズアップされてきた米国と中国の貿易摩擦。昨年あたりからはお互いに追加関税を課すなど、貿易戦争の様を呈してきているが、その影響は私たちが普段、利用するスマートフォンにも拡がろうとしている。なかでもこの1カ月、急速に状況が変わってきたのがファーウェイ製品だ。テレビや新聞などでも報じられ、ニュースなどでもさまざまな情報が飛び交っているが、実際のところ、何が問題でこれからどうなるのだろうか。モバイル業界を長年取材してきたジャーナリスト、法林岳之氏がこの問題の本質を解説する。 【ファーウェイショックの本質1:Googleが取引停止、新端末の発売延期の裏には何があった?】 【ファーウェイショックの本質2:貿易交渉のカードとして使うにはあまりに大きいその代償とは?】 安全保障上のリスクはどこに? ところで