国土地理院及び理化学研究所の高本 将男 専任研究員と東京大学大学院工学系研究科の香取 秀俊 教授(理化学研究所 チームリーダー/主任研究員)らの共同研究グループは、超高精度な可搬型光格子時計を用いて、東京スカイツリーの地上階と地上450メートルの展望台に設置した2台の時計の進み方の違いを測定し、標高差と比較することで、一般相対性理論を高精度に検証することに成功しました。 なお、本研究は日本学術振興会(JSPS)科研費特別推進研究(JP16H06284)及び科学技術振興機構(JST) 未来社会創造事業「クラウド光格子時計による時空間情報基盤の構築」(JPMJMI18A1)の一部支援を受けて行われ、研究成果は、2020年4月6日(英国時間)発行の英国科学誌「Nature Photonics」に掲載されます。 東京スカイツリーの地上階と展望台に設置した2台の光格子時計から一般相対性理論の検証を行