米大統領選の結果をめぐり、米連邦最高裁は11日、ジョージア、ミシガン、ペンシルヴェニア、ウィスコンシンの4つの激戦州で不正があったとして選挙結果を覆そうとするテキサス州の共和党関係者による前例のない訴えを退けた。4州ではいずれも、野党・民主党のジョー・バイデン次期米大統領が勝っている。ドナルド・トランプ大統領を応援するこの訴訟を、トランプ氏自身も支持していた。 トランプ大統領が大統領選で勝利したテキサス州の司法長官(共和党)など州共和党幹部は8日、ジョージア、ミシガン、ペンシルヴェニア、ウィスコンシンの4州での選挙結果の無効化を求めた。