Firefoxは2021年2月に公開された「Firefox 86」でプライバシー保護機能を強化し、新たに「State Partitioning」と呼ばれるトラッキング防止機能を導入しました。このState Partitioningがどのような仕組みなのかを、Mozillaのエンジニアであるヨハン・ホフマン氏が解説しています。 Introducing State Partitioning - Mozilla Hacks - the Web developer blog https://hacks.mozilla.org/2021/02/introducing-state-partitioning/ サードパーティーCookieを埋め込んだウェブサイトは、ユーザーがウェブサイトを離れた後の行動も追跡でき、行動分析によってユーザーの興味を特定して効果の高い広告を表示することが可能になります。一方
「ある大きな組織による、偵察行動が、インターネット上で日夜行われている」 ネット上で偶然目にした、情報セキュリティーに関する、ある論文にあった表現です。 最初は、SF映画のような話だと思いましたが、そこにあった“インターネットノイズ”という言葉が頭にひっかかり、取材を始めました。 インターネットノイズに詳しいという、大手電機メーカーに所属する、ある研究者。交渉の末、「匿名」で、話を聞けることになりました。 この研究者(以下、仮名・木寺さん)によると、インターネットノイズとは、「意図が不明で無害な信号」だと言います。 こうしたノイズがインターネットの中に存在していることは、2000年に入ってからわかってきました。 例えば、私たちがWEBサイトにアクセスする場合、サーバー(ホームページを表示するために必要となる情報を格納しておくコンピューター)にページを見せて欲しいという内容の信号を送り、それ
データのバックアップは有益ですが、ランサムウェア対策としては、これだけでは十分とは言えません。その理由は。 近ごろ「ランサムウェア」という言葉をあちこちで目にします。新聞、雑誌、情報セキュリティレポートなどにたびたび登場し、これは尋常ではないと感じるほどです。2016年はランサムウェアの年だと思われていましたが、2017年に比べると大したことはありませんでした。比較的静かだった2018年と2019年を挟み、2020年、ランサムウェアは再び世間を騒がせています。 Kaspersky Dailyにはランサムウェアに関する記事が多数ありますが、ほとんどすべての記事で、一般的な3つのヒントを紹介しています。 優れた保護手段を使用すること。 不審なサイトから不審なファイルをダウンロードしないこと。不審な人物から届いたメールに添付されているファイルを開かないこと。自社の従業員に対し、こういった注意事項
エクスプローラーやコマンドプロンプトでフォルダを開く際、目的のフォルダを開くためにルートフォルダ([C:\]フォルダ)から順番にたどっていないだろうか。特にコマンドプロンプトでは、フォルダを開いて、次のフォルダを開くために「dir」コマンドを実行してフォルダ一覧を表示して、フォルダ名を入力(フォルダ名の先頭の文字を入力して[Tab]キーで補完するとよい)して、次のフォルダを開き、といった具合にフォルダの階層が深くなると、たどり着くのがかなり面倒になる。 こうした場合、環境変数をエクスプローラーのアドレスバーに入力したり、コマンドプロンプトの「cd」コマンドの後に入力したりすることで、一気にその変数が示すフォルダを開くことができる。目的のフォルダを直接開けなくても、近い位置のフォルダが開けば、移動は格段に楽なるはずだ。 そこで、Windows 10で利用可能なフォルダパスに関する環境変数を紹
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