さすがに季節相応に気温が下がって来て、お鍋の恋しい季節になって来た。 今夜は既製品の鍋スープを使った「胡麻鍋」で温まろう。相棒はもちろんリースリング。 モーゼルはフリッツ・ハーク醸造所のグーツヴァイン、2015年産リースリング・トロッケン。 スクリューキャップ。緑がかったレモンイエロー。香りは熟したリンゴやアプリコットが主体で、仄かに燻製感。 口当たりはたっぷりジューシーな果実味。 酸は目立たないが、少なくとも果実味を引き立てるだけの量感は備えている。 舌に軽い痺れのような刺激感があるものの、ミネラル味は果実味に埋没していて吟味し辛い。 甘苦感の無い、コイパー土壌産のジルヴァーナーみたいな味筋だと言ったら言い過ぎだろうか。 翌日。香りに蜂蜜感が加わっている。肉厚過ぎて甘く感じる程の果実味と それに埋もれながらも僅かに顔を覗かせる若干角張ったミネラル感。 翌々日。相変わらずフルーティーだがミ
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