総務省が、去年1年間の日本人の人口の動きを調べたところ、長崎市は、転出者が転入者を2376人上回り、全国の市町村で「転出超過」=人口流出が、最も多かったことがわかりました。 総務省が、住民基本台帳を基に、去年1年間の日本人の人口の動きを調べたところ、長崎県は、2万2075人が県外から転入する一方で、それを上回る2万8386人が県外に転出し、6311人の「転出超過」となりました。 これは、おととしよりも428人多く、都道府県別では、「転出超過数」が、全国で6番目でした。 「転出超過数」が特に多いのは長崎市で、2376人と、おととしより488人多くなりました。 この結果、長崎市は北九州市を抜いて、全国の市町村で、「転出超過」=人口流出が最も多くなりました。 総務省は平成22年から、「転出超過数」が多い市町村のうち20位までを発表しています。 長崎市は、東日本大震災と原発事故で、東北地方の市町村