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ブックマーク / gendai.net (36)

  • ああ情けない “消費税政局”の仕掛け人がこの男とは - ゲンダイネット

    「野党が解散権を握る政局なんてない。こんなチャンスに何をやっているんだ」――。自民党の石原伸晃幹事長にこう喝をらわしたのは、政界と縁を切ったはずの小泉純一郎元首相(70)だ。7月28日、都内のホテルで偶然、伸晃に出くわすと、10分間にわたって叱責したという。 小泉がハッパをかけた相手は伸晃だけではない。7月末には突然、大島副総裁に電話を入れ、「今が勝負時だ。3党合意なんて破棄しろ」と迫ったというし、7月中旬には都内某所に谷垣総裁を呼びつけ極秘会談。「消費税を人質にして、野田首相に解散の確約を迫る。増税法案を通してからでは相手に逃げられるだけ。不信任案を出してでも、解散に追い込め」と説教を垂れたというから、「政界の黒幕」そのものだ。 こうなると、小泉ジュニアが谷垣に「3党合意の破棄」を直訴したナゾも納得である。 「実際、進次郎議員が3党合意破棄の口火を切った途端に、自民党内の倒閣ムー

  • 【ロンドン五輪】 杉本 見苦しい銀 - ゲンダイネット

    <柔道> 返されてもいい。その結果、負けても仕方がない。もっと自分から技を仕掛けて最後まで勝負して欲しかった。 柔道女子78キロ超級で銀メダルを獲得した杉美香(27)。結果だけ見れば、旗判定までもつれた末の惜しい銀メダルだが、決勝はモヤモヤした気持ちが残る“見苦しい”戦いぶりだった。 初戦、準々決勝は気合を表に出し、胸のすくような一勝ちを連発。準決勝も最後まで攻め続けて完勝した。もう一方の準決勝では、これまで誰も勝てなかった最大のライバル、トウ文(中国)が敗退し、金メダルへの期待が高まっていた。 だが、決勝の杉は人が変わったかのように消極的だった。返し技を狙うオルティス(キューバ)におじけづいて効果的な技を繰り出せない。しっかり組んでもあと一歩が踏み出せず、最後まで攻め切ることができなかった。 「78キロ超級はトウ文が圧倒的な強さを誇っていた。これまで一度も勝てていない杉

  • ゲンダイネット

  • トップ > 政治・社会 > J・E・スティグリッツ氏 ノーベル経済学者が警鐘乱打 野田政権の増税は間違っている :ゲンダイネット

    野田首相が突っ走っている消費増税のデタラメについて、ついに大御所の反論が登場だ。01年ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・E・スティグリッツ氏が米国で出した「THE PRICE OF INEQUALITY」(邦題「世界の99%を貧困にする経済」)が21日、日でも出版された。 さっそく、めくってみると、その中身は衝撃的だ。アメリカやヨーロッパが血道を上げている歳出削減や増税による緊縮財政を徹底的に批判しているのだ。 〈緊縮財政を推し進めると、経済の下押しを悪化させるだけであり、期待されている財政状況の改善は生まれてこないだろう〉〈税制をより公平なだけでなくより累進的なものにしていくには、抜け穴をふさいで、最上層には増税を、底辺層には税率の軽減を定めることが必要だろう〉〈税法の中に埋もれている隠れた補助金をやめたり、きわめて多くの企業が来払うべき税金をこれほど多く逃れることを可能にして

  • ゲンダイネット:官邸前4万5000人の衝撃 野田首相にトドメ刺す市民デモ地獄

    スゴいことになってきた。先週末の22日夜、首相官邸前で行われた反原発デモのことだ。夕方から始まった抗議活動に、仕事を終えた一般市民が次から次に参加。4万5000人の巨大なうねりが官邸を包囲し、「原発再稼働反対!」「野田やめろ!」の大合唱が永田町を揺るがしたのだ。 実は、この官邸前デモは3月にスタートして以来、毎週実施されてきた。ツイッターやフェイスブックで情報が拡散。回を重ねるごとに参加者が増え、今回、ついに4万5000人――。政治に無関心だった若者たちも熱くなっている。 国民が怒るのも当然だ。大マスコミの世論調査でも「再稼働を急ぐな」の声は7割に達している。それなのに、野田首相は「国民生活を守るため」とヘリクツをこねて、勝手に再稼働に突っ走った。おまけに、稼働準備が始まっている大飯原発では、不気味なトラブルが頻発している。19日には発電機の冷却水の水位が下がって警報音が鳴り響いたばか

  • 官邸大慌て 小沢グループだけじゃない 中間派造反予備軍30人 ゲンダイネット

    造反の動きが中間派にも広まり、官邸が大慌てだ。 22日にも衆院会議で行われる消費税増税法案の採決。官邸サイドは当初、「反対や欠席は小沢グループの数十人ほど」とタカをくくっていたが、小沢グループ以外の中間派でも、30人近くが「賛成できない」と造反を検討している。 「19日夜に党部で行われた合同会議を、前原政調会長が強引に打ち切ったことにみな激怒しているのです。ちょうど議論が深まり、意見を言おうとした中間派も多かったのに、前原さんは一任を宣言し逃げてしまった。あまりに不誠実な対応に、抑えていた怒りが一気に爆発した」(中間派の1回生議員) 官邸や党内には、すでに“中間派の造反リスト”も出回っている。若手からベテランまで幅広く載っているが、目を引くのは赤松広隆元農相と1回生の福田衣里子議員だ。 「赤松さんは経済無視、増税ありきの内容に『賛成できる部分がない』と周囲に漏らすなどアキレ返っ

  • 【あの人は今こうしている】 三沢光晴や小橋建太と死闘を演じた“デンジャラスK”川田利明さん - ゲンダイネット

    <川田利明さん> ジャイアント馬場が率いた全日プロレスで活躍した川田利明さん。三沢光晴や小橋建太とファンの記憶に残る死闘を繰り広げ、“名勝負製造機”の尊称を奉られる一方、激しいファイトから“デンジャラスK”とも呼ばれた。しかし、2010年4月以来、リングに上がってない。今どうしているのか。 会ったのは世田谷区砧にある自宅に近い居酒屋。川田さん、約束の午後8時に少し遅れて店に飛び込んできた。 「一昨年6月に小田急線成城学園前駅近くの世田谷通り沿いに『俺の王道ダイニング 麺ジャラスK』って居酒屋を開いてね。今日は定休日なんだけど、明日から出す予定の新メニューがあって、その仕入れに飛び回ってたら時間がかかってしまった。いや、申し訳ない」 飲業はプロレスラー時代からの憧れだったとか。 「日全国を転戦しながら、その土地土地のうまいモンをべてきたからね。いつか自分の店を持ちたいと思っ

  • ゲンダイネット|ホルムアルデヒド騒ぎは「セシウム隠し」の謀略か

    化学物質ホルムアルデヒドは、いったい、どこから紛れ込んだのか。環境省と厚労省は21日、連絡会議を立ち上げて、利根川水系の浄水場を直撃した水質事故の究明に乗り出した。 一部報道では工場からの排水が疑われているようだが、「放射性セシウムの検出を隠すための意図的な騒ぎではないか」と指摘するのは、理学博士の阿部宣男氏だ。板橋区の「ホタル生態環境館」で長年、水質に敏感なホタルの研究に携わってきた。ホタル研究の第一人者だから、水の汚染にも詳しい。 「数値から推測すると、流れ込んだホルムアルデヒドの量は、メッキ工場とか化学工場とかが爆発したぐらいのレベルになります。それほど大量のホルムアルデヒドが知らぬ間にどこからか流れ込んだとするのは、あまりに不自然。しかも、これだけの量が検出されながら、いまだに発生源が分からないという。浮いた魚が発見されただけで大騒ぎし、必死で原因を突き止めるはずの国や自治体の

  • 小沢報道は全部ウソだったと謝罪の必要 - ゲンダイネット

    小沢元代表は、大新聞テレビを訴えた方がいいんじゃないか。そうでないと、連中は懲りない。この謀略報道の洪水は止まりそうにない。 検察のガセ情報をさんざんタレ流して小沢の政治生命を抹殺したくせに、無罪判決が出た後も、「それでも残る疑惑」だの「国会で説明責任がある」と書き立てている大マスコミ。中には、「ほとんど有罪」の大きな見出しを掲げたり、識者のコメントを使って指定弁護士に「控訴しろ」とそそのかす記事もある。こうなるともう完全な人権侵害だ。人物破壊だ。 どうして、そこまでして狂ったように小沢を葬りたいのか。一体、大新聞テレビはだれの回し者で凶器を振り回しているのか。 そもそもこの小沢裁判は、「無罪判決」の中身を論評する以前の問題である。その価値もない。起訴したこと自体が疑惑、間違いだったのだ。 政権交代直前の09年3月、地検特捜部は小沢の元秘書を突然、政治資金収支報告書の「記載ミス」と

  • 首相官邸ホームページ リニューアルに4500万円! - ゲンダイネット

    今月2日、首相官邸のホームページ(HP)がリニューアルされた。 地味だったデザインの一新、キッズページの開設、さらには「政策情報ポータルサイト」を新たに設け、各省庁の個別政策をフリーワードで検索できるようにしたのだが、驚いたのはその費用。ナント4500万円もかかっているのだ。 内閣広報室は「デザインに100万、キッズページに200万、政策情報に4200万」とサラリと言うが、いくら何でも高すぎるのではないか。大手制作会社に聞いてみた。 「デザインとキッズページの費用は妥当だと思います。ただし、政策情報サイトは新設とはいえ、高いですね。セキュリティーの厳重な大企業のHPでも2500万円が上限。今回、4カ月という期間も与えられているので、高いという気がします」(1300サイトの実績があるジオコード) 他の制作会社2社にも聞いたが、回答は同じだった。 内閣広報室は「公募した」「費用削減に

  • 追放 亀井静香怒りの激白:ゲンダイネット

    国民にしてみれば、チンプンカンプンではないか。亀井代表らが解任されて、離党を表明した国民新党の混乱だ。たった8人の政党が党内分裂というのもみっともないが、国民新党は亀井が立ち上げ、消費税引き上げには明確に「ノー」を言ってきた政党だ。消費税引き上げに抗議して、連立離脱するという亀井の主張は筋が通っているのに、連立与党に残りたい連中が代表を切り捨て、野田首相との連立継続の道に走ったのだ。こういう手合いを権力亡者という。浅ましい連中だ。離党を決めた亀井静香氏に胸中を聞いた。 離党を表明する直前、個人事務所で亀井は淡々と語り始めた。日刊ゲンダイ紙記者が問うたのは、亀井を切り捨て、連立に残るという道を選んだ自見金融担当相、下地幹事長らの「浅ましさ」だ。そうまでして、権力にしがみつきたいのか。一体、どういう事情があるのか。亀井にはどういう説明をしたのか。それを問うた。 「私も唖然としています。代

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    <沢の代役巡り> なでしこジャパン(世界ランク3位)が、キリンチャレンジ杯に優勝した。5日、ブラジル(同4位)との一戦を4―1でモノにし、全日程を終えていた米国(同1位)を総得点数で上回ったのだ。 なでしこが力の差を見せつけた。中でも圧巻だったのは後半16分の3点目。左サイドでDF鮫島→FW川澄→FW菅沢とボールがつながり、FW永里がシュート。GKのはじいたボールを走り込んだMF宮間が押し込んだ。ブラジルDF陣を翻弄した好ゴールだった。 その宮間は主戦場の左MFで先発。後半からボランチ(守備的MF)に移った。慣れないポジションにも攻守のつなぎ役として奮闘。4得点中3点に絡み、体調不良でリハビリ中のボランチ沢の不在を感じさせない動きを見せた。しかし「ボランチ宮間」が「なでしこの火薬庫になりかねない」と専門誌記者が続ける。 「佐々木監督はボランチの後釜探しに躍起になっている。先月、ポル

  • プレイバック芸能スキャンダル史】(20)タモリの一言でブーム終焉となった「一杯のかけそば」 - ゲンダイネット

    <1988年12月> 昭和最後の年越しとなった88年末、ラジオが一の「実話童話」を放送した。この話が「涙なしでは聞けない」と評判を呼び、ついには社会現象になった。作者もマスコミの寵児(ちょうじ)となるが、過去を知る人に告発され、一転して疑惑の人に。 大晦日にFM東京は、「ゆく年くる年」の中で「一杯のかけそば」と題した童話を朗読で放送した。作者は民話の語り部活動を行っている栗良平(当時45)なる人物。 この作品は70年代初頭、2人の子供を連れた貧しい身なりの女性が、札幌のそば屋を訪ねるところから始まる。女性が頼んだのは150円の一杯のかけそば。店主は何も言わずに半玉をサービスし、親子3人はそのそばをおいしそうに分けてべた。こんな交流が毎年、大晦日に数年間続く。 ところが、ある年から3人はパタリと現れなくなった。店主はその後も、大晦日は彼らの席を予約席にして待ち続けたが……。そして

  • 22日、米誌「タイム」(電子版)がこんな批判的な記事を掲載した。

    の救援体制は開発途上国以下――。22日、米誌「タイム」(電子版)がこんな批判的な記事を掲載した。 「官僚機構が救援を遅らせているのか?」というテーマで、「日よりはるかにインフラ整備が遅れている開発途上国でさえ、災害発生から4日もたてば援助物資が被災民の手に届く。だが東北では10万人の自衛隊が救援活動を行っているにもかかわらず、援助物資が届くのに恐ろしいほど時間がかかっている」と指摘した。 同誌は日の入り組んだ官僚機構に問題があり、規制好きな国民性が“合法的な壁”として立ちふさがっているとして、以下の実話を挙げている。 日の船会社が湾岸地域に救援に向かうコンテナ船をヘリの着陸用に提供すると申し出たが、政府は船会社に正式な資格がないことからこの提案を断った。 来日した外国人医師団が患者の診察を申し出ても、日の医師免許がないという理由で門前払い。医師らは医療行為ともいえない最

  • ゲンダイネット

    ●元凶は石原知事のTV発言 「海に落ちた海上保安庁の乗員を中国漁船の船員がモリで突いた」――。過熱する尖閣問題をめぐり、こんな“怪情報”が独り歩きしている。 事の発端は、石原慎太郎都知事(78)のテレビ発言だった。先月24日、フジテレビ「新報道2001」に出演した知事は、「側聞だが」と断りながら、「日の巡視船の乗組員が何かの弾みに落ちたのを、中国漁船の漁師がモリで突いたんだって」と、したり顔でペラペラ。司会者が慌てて話を打ち切ったが、その後も“側聞”はアチコチに広がり続けた。 7日には読売テレビ、8日にはテレビ朝日の情報番組で、ゲスト出演したジャーナリストや評論家が「海保隊員が海に落ちたのをモリで突いた」との伝聞を紹介した。 ついには、ネット上に真偽不明の“証拠写真”まで登場する始末。もっとも、これには外務省関係者が呆れて言う。 「ネット上にアップされた問題の画像は、つなぎを着

  • ゲンダイネット 「24時間テレビ」の裏で泣いていた山本梓

    梓(29)にとっては散々な週末だったに違いない。 28、29両日は日テレビの恒例のチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」が放送された。日全国で寄付金を募るこの「24時間テレビ」に、山が06年からイメージキャラクターを務めている北海道不動産会社J社も協賛。チャリティー募金への参加だけでなく、29日には札幌市内で山が登場する「24時間テレビ」チャリティーイベントが企画されていた。 ところが、イベント直前の24日になってJ社のHP上には突然、こんなお知らせが……。 「『24時間テレビ』チャリティー募金への参加について、弊社諸般の都合により急遽中止とさせていただきました」「“山梓さん”をお招きしての『24時間テレビ』チャリティーイベントも予定しておりましたが、併せて中止とさせていただきます」――。 チャリティーイベントが直前になって中止とは異例の事態。一体、何が