昨夜、野田総理に対する問責決議案が参議院で可決された。賛成129、反対91の大差での可決であった。私も自民党国対委員長代理として、各党派間の調整に走り回った。 今回、自民、公明の決議案と、「国民の生活が第一」と「みんな」等7会派の決議案の2つが参議院に提出されたため、どちらを本会議に上程するかについて調整に大変苦労した。 自民、公明は「106名という圧倒的多数を背景にした(ちなみに7会派合計では43名)決議案なので、こちらを優先して本会議に上程すべきである」と主張、7会派は「こちらは8月上旬に提出しているのだから、こちらの決議案が優先されるべき」と主張、どちらも譲らなかった。双方が決議案を撤回して、野党全体で問責決議案を出し直すという提案もしたが、7会派側から拒否をされた。 決議案を本会議に上程するには議院運営委員会で「委員会審査省略要求」が認められなくてはならない。しかし参議院の会