■ 胸を張って帰国するだけの結果と内容 U−23韓国代表との3位決定戦に敗れ、44年ぶりの銅メダルを逃したU−23日本代表。この韓国戦を最後にロンドン五輪での戦いを目指し、2010年の立ち上げから約2年に渡り活動してきた関塚ジャパンも解散。関塚隆監督が韓国戦後の会見で「この五輪の日程で6試合を戦ったことは必ず生きる」と話し、各選手からも「次はA代表で」という声が出ている通り、今回のロンドン五輪での6試合を通じて得た手応え、自信、課題といったもの全てを財産として、A代表、そして次のワールドカップ(W杯)での戦いにつなげてもらいたい。 メキシコとの準決勝、韓国との3位決定戦に敗れ、2連敗という形でエンディングを迎えた関塚ジャパンだけに、再び本大会前のような批判や辛らつなコメントも散見されるが、大会前の期待値からしても十分に評価できるだけの五輪であり、メダルなしではあるが胸を張って帰国するだけ