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ブックマーク / www.at-s.com (14)

  • 若者を見つめて(3)本田由紀さん(社会学者) | 静岡新聞

    1983年に東京大に入学し、世の中がバブル景気に浮かれる87年に大学院に進んだ。思うように論文が書けず、貧しい生活を送った当時の経験が、何かを手にしようと切実にあがく若者世代への共感につながっている。 * * そもそも若者世代は社会変化による不利益を被りやすい。年長者に比べて社会的な資源も位置付けも持たないからだ。特にバブル崩壊は、くっきりとした変化とそれに伴う不利益をもたらした。  例えば、90年代に現れたフリーターやニートの問題。ニートは、病気の療養や資格取得の準備をしていたとしても「いま働いていない」というだけでひとくくりにされ、「困った若者」と語られた。若者世代が「変わった」「劣化した」とのイメージが広がる一方、労働需要側・企業側の在り方は問われてこなかった。  実際、バブル崩壊後、企業の正規雇用は減り続け、非正規雇用が増え続けている。経済が膨らむ中では、それほど能力を見極めずに頭

    若者を見つめて(3)本田由紀さん(社会学者) | 静岡新聞
  • 山本太郎氏の講演中止 手紙手渡し問題受け 焼津 | 静岡新聞

    焼津市の市民グループ「くろしおネットはまおか」は8日、同市の静岡福祉大で10日に予定していた山太郎参院議員の講演会を中止することを決めた。山氏が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題などを受け、大学側が、安全面などを理由に会場の貸し出しができない―と伝えた。同グループは会場を変更しての開催も困難と判断したという。  講演会は静岡福祉大の学園祭に合わせ、同グループが「山太郎さんと語る子供たちの未来」と題して企画した。大学側は、園遊会での問題で山氏が批判を受けている状況の中で、学生や来場者の警備上の安全が確保できず、責任を持って対応できない―として、同グループに講演会の中止を求めたという。  同グループは参院選前の5月に山氏に講演を依頼し、9月末に正式に開催が決定。園遊会問題の後も開催の意向を貫いてきた。同グループの担当者は「開催2日前の中止決定で、多くの人に迷惑を掛けた。責任を取って

  • スーパーもちづき 全営業店18日までに閉鎖 | 静岡新聞

    スーパーもちづきを運営する望月巌商店(静岡市駿河区)は16日、全営業店を18日までに閉鎖し、スーパー事業を廃業することを明らかにした。「フードマーケット マム」を展開するタカラ・エムシー(静岡市駿河区)が資産を引き継ぐとしているが、店舗承継については「現段階では話ができない」としている。  帝国データバンク静岡支店によると、望月巌商店は1972年に設立し、県中部で8店舗のスーパーを運営している。  2012年9月期は、競合する大手スーパーの進出や消費低迷の影響で売上高が約70億円と5年前から半減、閉店した清水永楽町店の閉鎖に伴う除却損・売却損などから純損益は9億円の赤字となった。事業継続の見通しが立たず、自主再建を断念したとみられる。  静岡市内は県内外のスーパーが相次いで出店するなど県内屈指の激戦区。長引くデフレや消費低迷で業界内の競争は厳しさを増している。

  • 「幻の戦車」か、地形に変化 ソナー使い湖底調査 浜松・猪鼻湖 | 静岡新聞

    「猪鼻湖に眠る『幻の戦車』調査プロジェクト」を進める浜松市北区三ケ日町の地域活性化団体「スマッペ」は19日、湖底の地形を調査した。戦車の可能性がある盛り上がりを数カ所発見した。調査結果を基に、年明けにも潜水調査を行う。  2回目の現地調査は、建設コンサルタント会社「フジヤマ」(同市中区)の湖底の地形を測量できるソナーを使用した。同町で生まれ育った藤山義修社長が「地元に役立てれば」と協力を申し出た。  新瀬戸橋と猪鼻湖神社の間を測量した。鉄パイプで湖底を突いた前回の調査で金属音を感知した猪鼻湖神社すぐ南側2、3カ所に湖底が盛り上がった部分を見つけた。「幻の戦車」と呼ばれる「四式中戦車チト」の可能性がある。  また、新瀬戸橋と瀬戸橋の間で東側の湖岸から約20メートル付近に、縦約4メートル、横約2メートルの長方形の人工物を発見した。終戦後にチトと同時に沈められたという「九七式中戦車チハ」とほぼ同

  • 施設の子供に贈り物、匿名男性から 浜松・南区 | 静岡新聞

    浜松市南区新橋町の児童養護施設「清明寮」に13日、荒木飛呂彦さんの人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する「スピードワゴン財団」の静岡県支部を名乗る男性が訪れ、子供用の自転車4台など10万円相当の贈り物を届けた。男性は「子供にメッセージを読んでほしい」と熱い思いを記した手紙を施設に託し、立ち去った。  施設によると、今月5日に匿名の男性から「子供たちがほしいものを10万円ぐらいでプレゼントしたい」と電話があり、施設が希望品を伝えた。13日は30歳代とみられる男性が午後4時ごろ、ワゴン車で訪れ、自転車4台のほか、デジタルカメラとゲーム機各1台を渡したという。  手紙には、お願いとして「男の子へ どんなに苦しくも、決して嘘(うそ)のつかない人になってね!」「女の子へ 『心』と『身体』を大切にしてね」と書かれていた。  施設には2~18歳の83人が入所し、自転車は人数分足りていない状況。川村啓

  • J準加盟申請へ | 静岡新聞

    フットボールリーグ(JFL)の藤枝MYFCが将来のJリーグ2部(J2)入りを目指す準加盟申請を行うことが、18日分かった。申請期限の30日に開かれる県サッカー協会の臨時理事会で支援が承認されれば、同日付でJリーグに申請書を郵送で提出する。  今季JFL昇格を果たした藤枝MYFCはJリーグ準加盟申請に向け、藤枝市と周辺自治体にホームタウン支援の協力を呼び掛け、ホームスタジアムの藤枝総合運動公園サッカー場の改修に向けた署名活動も行ってきた。  既に、藤枝、島田、牧之原の3市と川根町から支援文書を取り付け、焼津、御前崎の両市と吉田町からも近く受け取る見通し。スタジアム改修は継続課題だが、JリーグはJ2の下部に当たる新リーグ構想があり、MYFC側は新規参入へ意思表示する狙いもあるとみられる。

  • 石毛、マンC練習に参加 来年1月予定、移籍は否定 | 静岡新聞

    J1清水のMF石毛秀樹(18)=清水西高3年=が今季終了後の来年1月、イングランド・プレミアリーグ昨季覇者のマンチェスター・シティーの練習に参加することが18日までに、固まった。  清水の原靖強化部長によると、石毛の成長を目的に清水側から練習参加を要請し、マンチェスターCが快諾した。現時点で正式な獲得のオファーはなく、「移籍の可能性はない」という。  石毛は富士市出身で清水の育成組織で育った。清水ユース時代の昨年、アジアサッカー連盟年間最優秀選手に選ばれた。今季は3月にプロ契約を結び、リーグ11戦を含む21試合に出場し1得点した。

  • 91歳男性、東名を約13キロ逆走 | 静岡新聞

    11日午前2時20分ごろ、沼津市の東名高速道沼津インターチェンジ(IC)付近で、「上り線の追い越し車線を軽乗用車が逆走している」と複数の走行車から110番があった。中日高速道路のパトロール車が約15分後に富士市中里で軽乗用車を発見し、停止させた。事故はなかった。  県警高速隊によると、軽乗用車を運転していたのは静岡市駿河区の無職男性(91)。沼津ICから東名高速道上り線に進入後、そのまま約13キロ逆走したという。男性は「なぜ高速道路を走っていたのか分からない」などと話しているという。

  • 湖底に眠る「幻の戦車」 歴史継承へ調査開始 浜松 | 静岡新聞

    浜松市北区三ケ日町で、同町の猪鼻湖に眠る「幻の戦車」の調査プロジェクトが動き出した。戦車は戦後ひそかに沈められたとされる「四式中戦車チト」。地元の若者たちが戦争を体験した住民らを訪ねて戦車と同町の関係に迫り、地元の歴史の再認識を図る。国内に1台しか残らないという歴史的遺産の探索は全国から注目を浴びそうだ。  戦車が沈むのは同町大崎と下尾奈を結ぶ瀬戸橋付近。地元では昔から存在は有名だったが、終戦間際の日陸軍が技術を結集したチトだということは知られていなかった。  調査に乗り出すのは、同町の若者たちでつくるまちおこし団体「スマッペ」。中村健二事務局長が戦車が歴史価値の高いチトだと聞いたのがきっかけだ。中村事務局長がチトについて調べるうちに、水没作業に携わった技術兵で、戦後同町に暮らしていた大平安夫さんが既に亡くなっていた事を知った。当時の町の状況についても高齢化によって情報収集が困難で「地元

  • 五輪韓国代表、FW金賢聖獲得へ | 静岡新聞

    J1清水がU―23(23歳以下)韓国代表FWで韓国KリーグFCソウルの金賢聖(22、キム・ヒョンソン)を獲得することが13日、確実になった。今季末までの期限付き移籍になる見込み。  金賢聖は186センチ、77キロの大型ストライカー。銅メダルを獲得したロンドン五輪は3試合に出場。日との3位決定戦も後半途中からピッチに立った。  清水は今季、リーグ戦21試合で24得点と攻撃力を欠き、得点力のあるセンターフォワードを求めていた。  また、FWジミー・フランサ(28)はJ2東京Vへの移籍が濃厚になった。フランサは今季3月に加入し、リーグ戦14試合で無得点だった。

  • 年度内にLRT計画案作成 静岡市が方針 | 静岡新聞

    静岡市は14日、LRT(次世代型路面電車システム)の導入基計画案を年度内に作成する方針を、市議会新都市拠点整備・公共交通対策調査特別委員会で示した。案にはLRT導入の採算性や、施設整備の在り方、経費案を盛り込む。  LRT導入調査の進ちょく状況などを聞く委員の質問に、市交通政策課が説明した。計画案に対しては市民の意見も募る。市民の理解を深めるためのシンポジウムは今年秋に静岡、来年早々に清水の両地区で開く予定。  清水地区では、まちづくりと一体となった検討組織を、市民や地元企業も交えて年度中に設置する目標も示した。  LRT導入の可能性にも関連し、市中心部への自動車流入抑制などを検証する江川町交差点の平面横断社会実験は今年秋、実施したい意向を示した。実現に向けては現在、周辺商業者や県警と協議中。委員が静岡鉄道社内でのLRTの検討状況をただしたのに対し、同課は「現時点、積極的に導入すると

  • 図書館が保健室に 月1回健康相談 静岡県立中央 | 静岡新聞

    県看護協会による出張型の健康相談事業「まちの保健室」が4月から、静岡市駿河区谷田の県立中央図書館でも始まった。月1回程度、定期的に開催する。  「まちの保健室」は同協会が県内各地のイベント会場などで開いている事業。協会所属の看護師が、各種健康相談や血圧測定などを行う。多くが単発の開催で、同一会場での定期開催はまだ少ないという。  同図書館は昨年7月から、県民の医療への関心の高まりを受けて、関連を集めたコーナーを常設した。から知識を得ると同時に、自分の健康状態についても理解してもらおうと、「まちの保健室」の定期開催を同協会に依頼した。  初日の24日には、2時間で約20人の来館者が利用した。次の開催日を尋ねる人もいたという。問い合わせは県立中央図書館<電054(262)1242>へ。

  • レーザー核融合、連続反応に成功 光産業創成大学院大など   | 静岡新聞

    光産業創成大学院大(浜松市西区)は4日、浜松ホトニクスやトヨタ自動車などとの共同研究で、レーザー核融合反応を「爆縮高速点火」による手法で100回連続して起こすことに成功したと発表した。同手法での連続反応は世界初。効率良く大きな熱エネルギーを生み出す手法での達成に、同大学院大の北川米喜教授は「レーザー核融合発電の実現に向けた第一歩を踏み出せた」としている。  レーザー核融合発電は、海水に含まれる重水素と三重水素を混合した燃料にレーザーを照射して核融合燃焼を起こし、そのエネルギーを発電に利用する理論。CO2を排出せず、原子力発電に比べ放射性廃棄物も極めて少ないため、次世代技術として注目されている。  爆縮高速点火は、レーザーで燃料を一度圧縮してから、点火する手法で、共同研究では、レーザーの連続照射装置を開発。燃料の2対の重水素の薄膜を回転させ、2方向から照射することで、核融合反応を毎秒1回のペ

  • テクノ音楽の第一人者 「電気グルーヴ」の石野卓球さん | 静岡新聞

    イベント「JAKATA Presents slipout」でDJプレーを披露する石野卓球さん=2011年12月23日、静岡市の「Gaest.」 6畳一間で創造力育む  ここ数年、年末は故郷・静岡市でDJを行うのが通例だ。昨年12月23日深夜、石野卓球さん(44)は葵区呉服町で行われたイベントで約400人を踊らせた。「今も一定の緊張感がある。昔は勢いだけでやっていたけどね」  1991年にバンド「電気グルーヴ」でメジャーデビュー。DJとしても世界的知名度を誇り、98年にはドイツ・ベルリンで150万人を前にプレーした。99年から始めた日最大の屋内テクノイベント「WIRE(ワイアー)」は、夏の風物詩として定着している。文字通り、テクノ音楽の第一人者だ。 ♪ 静岡市駿河区生まれ。小学5年生で、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)に出会い、音楽に開眼した。  高松中に進むと、青葉公園近くの輸

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