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ブックマーク / kyoba.hatenablog.com (5)

  • 「グランド・イリュージョン」 - 虚馬ダイアリー

    原題:Now You See Me 監督:ルイ・レテリエ 原案:ボアズ・イェーキン/エドワード・リコート 脚:エド・ソロモン/ボアズ・イェーキン/エドワード・リコート 僕らは「娯楽映画を撮る」ということを、僕らはもっとも簡単でシンプルなことだと思いがちだ。映画監督が作家として個性を発揮する時、それは娯楽から大きく離れることもある。 しかし、娯楽映画監督という職能を「体質」として持つ監督というのはいて、天性の「体幹」ゆえにどんなに題材が「娯楽」から遠くても、その監督の素地がしっかりしていれば、映画はきちんと「娯楽映画」となる。 娯楽映画とは「その監督の肉体」によってそうであるか、そうでないかが分かれる事があるのではないかと思う事がある。 ダニー・ザ・ドッグ [Blu-ray] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2008/02/22メディア: Blu-ray

    「グランド・イリュージョン」 - 虚馬ダイアリー
  • 「風立ちぬ」 - 虚馬ダイアリー

    原作・脚・監督:宮崎駿 以前。まだこの作品の製作が発表されていない頃。あるイベントで鈴木敏夫プロデューサーがぽろっと作についてコメントしたことがある。その時、鈴木敏夫はこう表現した。 今度の宮崎駿の新作は「自伝」の映画であると。 宮崎駿監督の新作は自伝!鈴木敏夫プロデューサーがイベントで明かす - シネマトゥデイ しかしふたを開けてみると、それは堀越二郎という飛行機設計者の人生を描く映画であった。 原作は「紅の豚」の元となる話も収録された「雑想ノート」を連載していたこともある「モデル・グラフィックス」での連載「風立ちぬ 妄想カムバック」という絵物語である。 宮崎駿との高畑勲との明確な違いがあるのは、堀越二郎の人生を書くことに対して「正確」を期さないことである。高畑勲が「堀越二郎」の生涯を描くならば、その人の人生をかなり綿密に取材し、正確な「堀越二郎」の評伝映画を作るに違いない。しかし、

    「風立ちぬ」 - 虚馬ダイアリー
  • 「桐島、部活やめるってよ」 - 虚馬ダイアリー

    監督:吉田大八 原作:朝井リョウ 脚:喜安浩平/吉田大八 大事なものはどこにあるのか。 この映画をぼんやりと見ていて思ったのはそこだった。 金曜日。バレー部キャプテン桐島が部活をやめた。そして桐島はいなくなった。 成績優秀。スポーツ万能。人望も篤く、誰からも愛される人気者。そんな男が突然、学校から姿を消した。恋人にも親友にも何も告げぬままに。 学校の人間関係は彼を中心に成立していた。彼とつき合う彼女、彼女とつるむ帰宅部の女友達、その2人と距離を取りながら付かず離れず関係を保つバドミントン部の女子2人、バレー部の副キャプテンと桐島の代わりにリベロをつとめることになったバレー部員、桐島と仲良くしながらも部活動をせずに暇つぶしのバスケをするモテる帰宅部3人、その中の一人を屋上で練習しながら見つめる吹奏楽部部長。 桐島の不在は、彼らの人間関係に波紋を投げ掛け、少しずつ狂わせていく。 そして、神木

    「桐島、部活やめるってよ」 - 虚馬ダイアリー
  • 「テルマエ・ロマエ」 - 虚馬ダイアリー

    監督 武内英樹 脚 武藤将吾 原作 ヤマザキマリ いやー面白かったね。面白かった。 テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX) 作者: ヤマザキマリ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/11/26メディア: コミック購入: 119人 クリック: 3,802回この商品を含むブログ (738件) を見る 原作漫画は、言わずと知れた大ヒット漫画であり、生粋のローマ人である風呂技師のルシウスが主人公であるにも関わらず、主演が阿部寛で、監督が「のだめカンタービレ」のドラマ版及び劇場版を演出した武内監督という事で、(注:じつはあたくし、感想書かなかったけど「のだめ」はドラマ版を見た上で劇場版完結編の2作もきっちり見てたりする)なんとなく、方向性は見えてきた。日人役者をあえてヨーロッパ人に見立てて、日語で外国語パートもやっつけようというアイデアである。 のだめカンタービレ D

    「テルマエ・ロマエ」 - 虚馬ダイアリー
  • 「久米宏のラジオなんですけど」(TBSラジオ)今週のスポットライト!!ゲスト:池上彰 書き起こし。 - 虚馬ダイアリー

    毎週土曜日午後1時からTBSラジオで絶賛放送中の「久米宏のラジオなんですけど」の人気コーナー「今週のスポットライト!」のコーナーに、わかりやすいニュース解説で、去年大ブレイクした池上彰さんが登場して、「ニュースステーション」でニュース番組の歴史を変えた久米宏さんと対談しておりまして、大変興味深い内容だったので、全編書き起こしてみました。 追記:コーナー後の雑談部分を書き起こしたエントリをアップしました。エントリの後でお楽しみください。 http://d.hatena.ne.jp/toshi20/20110320#p1 池上彰と久米宏、初対面 久米宏:池上さんです。こんにちは。 池上彰:あ、こんにちは。はじめまして。 久米:あ、はじめましてなんですよねー。ほんとに初めてお目にかかって。 池上:ええ。 久米:今日は黒のタートルに紺のスーツで、テレビで見るよりはるかにシックな格好で。 池上:い

    「久米宏のラジオなんですけど」(TBSラジオ)今週のスポットライト!!ゲスト:池上彰 書き起こし。 - 虚馬ダイアリー
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