タグ

ブックマーク / usausa1975.hatenadiary.org (12)

  • 「ニセ科学を見抜くための大まかな指針(A Rough Guide to Spotting Bad Science)」の日本語版を作ります。ご協力お願いします! - うさうさメモ

    2014. 5. 7追記 改訂版を出しました。こちらへのコメントは締切ります。またこちらの訳文を引用する等はお控え願います(改訂版のほうでよろしくお願いします)。 A Rough Guide to Spotting Bad Science, Compound Interest Compound Interestは英国の大学院生(化学)と教員によるサイトで、日常的に見かける化学物質や化学反応の解説や、授業などで使える画像を提供されているところです。上記の、「ニセ科学を見抜くための大まかな指針(A Rough Guide to Spotting Bad Science)」という記事では、ニセ科学を見抜くための12のポイントをポスターにしたものがPDFなどで配布しています。 このポスターについて、先日国内の某サイトで紹介されていたのですが、自分自身でも訳をつけてみようと思いました。そこで、コメン

    「ニセ科学を見抜くための大まかな指針(A Rough Guide to Spotting Bad Science)」の日本語版を作ります。ご協力お願いします! - うさうさメモ
  • 予期せぬ妊娠、妊娠を望んでいないのにできちゃった、中高生の妊娠…相談できる場所を調べてみた - うさうさメモ

    望まない妊娠をもたらすもの, Togetter こちらのまとめで、中学生や高校生の妊娠など、主に若年での予期せぬ妊娠についての話をあつめてみました。頂いた反響や派生した議論について見てみまして、この問題は色々と根が深く、「こうすれば解決」という簡単な解答はなさそうなことがわかりました。個人的には、予期せぬ妊娠をしてしまった人むけのまとまった情報や相談先のリストがネット検索でパッと出てこないことに驚きました。若年で妊娠する人に対してネット上の情報がどこまで有用なのかは未知数ではありますが、私が調べた限りの情報をここにまとめておきます(中高生向けの情報に限らず、予期せぬ妊娠に困惑している人向けの情報をまとめました)。 まずはここ 女性健康支援センターの概要 厚生労働省が進めている、保健師等による婦人科的疾患及び更年期障害、出産についての悩み、不妊等、女性の健康に関する一般的事項に関する相談指導

    予期せぬ妊娠、妊娠を望んでいないのにできちゃった、中高生の妊娠…相談できる場所を調べてみた - うさうさメモ
  • 生理用品と「月経の尊厳」 - うさうさメモ

    先日twitterで連ツイした内容、面白かったと数名に言っていただいたので調子にのってまとめておきます。 またまた、「使い捨てナプキンは有害だぜ、布ナプキンならなんの害もないし身体にいいぜサイコー!*ただし科学的根拠はありません」なんてネット記事が上げられてまして、そこからの派生で布ナプキンにぶら下がる呪術的な世界について考えております。布ナプキンについては、当ブログでも一取り上げたことがありました。約1年前のことになります。 布ナプキンから広がるディープな世界。エコとダイオキシンと経皮毒 うさうさメモ 今回のお話はこのエントリの内容とかぶっているのですが、もう少し掘り下げてみます。ただし今回は、使い捨てナプキンdisのためのデマ(石油由来製品だから身体に悪い、毒が子宮に溜まる等)については触れません*1。前回引用した角張光子著「ひろがれひろがれ エコ・ナプキン」から再度引用します。 でも

    生理用品と「月経の尊厳」 - うさうさメモ
  • 「予防接種を受けた人を中心にインフルエンザが大流行」は事実無根 - うさうさメモ

    ここ数日、ネット上を駆け巡った情報に「予防接種を受けた人を中心にインフルエンザが大流行」というものがあります。どこが出処なのか正確にはわかりませんが、同じような文章が出回っていますので、検索で一番上にきたサイトのテキストを紹介します。ただし、リンクはさせないので、確認されたい方はURLコピペして、頭にhを足して下さい。 米 予防接種を受けた人を中心にインフルエンザが大流行  世界の裏側ニュース(ttp://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11452145095.html) なお、このニュースの参照先はまたしてもNatural News(2013年1月11日付"Flu epidemic strikes millions of Americans already vaccinated against the flu")のようです。 今回は、記事の前半の以下の部分につ

    「予防接種を受けた人を中心にインフルエンザが大流行」は事実無根 - うさうさメモ
  • 「20世紀でもっとも多くの命を救った科学者」モーリス・ヒルマン博士の怪動画(1)エイズはワクチンから広まった? - うさうさメモ

    昨年末のこのエントリでちょっと触れた、モーリス・ヒルマン博士。うさじまも、実はこの方を存じなかったのですが、調べてみると、なかなかすごい方で、なのに知名度は高くなくて、「モーリス・ヒルマン」で検索すると以下に紹介する動画関連の記事ばかり上位に来るので、どうなんだと思い、紹介&動画の内容を検証をすることにしました。 モーリス・ヒルマン博士とは モーリス・ヒルマン(Maurice Hilleman)博士は、Wikipediaによれば、1919年生まれ、2005年没の、アメリカ人微生物学者です。2005年の「ニューヨーク・タイムズ」や「エコノミスト」、「インディペンデント」等の新聞に、博士の追悼記事が掲載されています。 Obituary: Maurice Hilleman, vaccine creator The New York Times, 2005.4.13 Maurice Hillema

    「20世紀でもっとも多くの命を救った科学者」モーリス・ヒルマン博士の怪動画(1)エイズはワクチンから広まった? - うさうさメモ
  • 口紅と鉛の話。「化粧で知能が低下する」!? - うさうさメモ

    女性に悲報 化粧をするとIQが下がる危険あり!!口紅に含まれる微量の鉛が原因らしいゾ 米団体調査 IRORIO :2012年12月05日 さえきそうすけ 米ボストン鉛中毒予防プログラムを指揮するSean Palfrey博士によると、22のブランドの口紅のうち55%に微量の鉛が含まれていることがわかり「たとえわずかな量の鉛であっても有害で、特にメンタルヘルスに甚大な被害をもたらすことがある」と警鐘を鳴らしている。 現在わかっているだけでも、微量の鉛がIQや行動、学習に悪影響を及ぼすと言われ、特に子どもや妊婦には厳禁だという。小さな子どもが口紅を舐めないように細心の注意を払ってほしいと専門家は念を押す。 先日、上記の記事が掲載されていました。なかなか刺激的なタイトルですし、このさえきそうすけ氏の書いた健康記事についてはつい最近NATROM先生のブログで検証され、内容の不正確さが指摘されていたこ

    口紅と鉛の話。「化粧で知能が低下する」!? - うさうさメモ
  • チメロサールに関する情報まとめ - うさうさメモ

    ワクチンの保存料として使用され、今なお、さまざまな噂の飛び交う物質「チメロサール」について調べたことをまとめました。 チメロサールとはなにか? チメロサール(thimerosal)は、殺菌作用のある水銀化合物です。別名はエチル水銀チオサリチル酸ナトリウム。化学式はNaOCOC6H4SHgC2H2です。チメロサールは体内で有機水銀の「エチル水銀」と「チオサリチレート」に分解するので、有機水銀である「エチル水銀」の部分で人体への影響が心配されています。「エチル水銀」は水俣病の原因となった「メチル水銀」と名前が似ており、構造も似ているのですが、別物です。後述しますが、「メチル水銀」よりも水に溶けやすく、その分人体から排出されやすい性質を持っています。チメロサールは、微量でも強い抗菌作用があるためワクチンの保存剤(防腐剤)として約60 年以上にわたり世界各国で使用されてきました。ワクチンは1つのバ

    チメロサールに関する情報まとめ - うさうさメモ
  • 「100均のシリコーンゴム製品から発がん性物質」で、どうなった? - うさうさメモ

    これまでのお話 100均のシリコーンゴム製品から発がん性物質」という報道について調べてみた うさうさメモ 100均のシリコーンゴム製品から発がん性物質」豊島区からの返事 うさうさメモ 簡単に言いますと、2012年8月10日付朝日新聞で「100均商品から発がん物質 おしゃぶりやゴム製調理具」という記事が掲載されまして、その元となったのが豊島区消費生活センターの行ったテスト結果で、市販のシリコーンゴム製品から90℃でホルムアルデヒドの溶出が確認された、というものでした。しかしこの90℃での溶出というのが、品衛生法に基く試験条件(60℃)よりも厳しいものであり、また新聞報道で「100均の」とあったのですが実際には100均以外の製品も含まれていた、という話でした。ここまでが1つ目のエントリーです。 そこでうさじまは以下の2点について豊島区に質問しました。 ホルムアルデヒド溶出が陽性となった商品は

    「100均のシリコーンゴム製品から発がん性物質」で、どうなった? - うさうさメモ
  • 日本脳炎ワクチンの成分について - うさうさメモ

    少し前、日脳炎ワクチン「ジェービックV」の添付文書の内容がTwitterに掲載され、90回近くRTされていました。「製法の概要」部分の抜粋ですが、単なる添付文書(誰にでも簡単に見られるもので、秘密の内容でもなんでもない)の抜粋がこれほど多くRTされていること、またそれに対し「怖すぎ」という反応があることに違和感を感じました。日脳炎ワクチンについては、先日接種後死亡の報道があり、まだ死因は明らかになっていないということで(死因については、ワクチン自体とは無関係と考えられるようです。続報 日脳炎ワクチン接種後の死亡例報道その後 感染症診療の原則 参照。2012.10.31追記)、社会の関心の高さを表しているのかもしれません。しかし、抜粋された部分を見て「意味はよくわからないけど、なんとなく怖い」と漠然とした不安を感じている方もおられるかと思います。添付文書は医師や薬剤師など、薬の専門知識

    日本脳炎ワクチンの成分について - うさうさメモ
  • 「100均のシリコーンゴム製品から発がん性物質」という報道について調べてみた - うさうさメモ

    100均商品から発がん物質 おしゃぶりやゴム製調理具 朝日新聞  2012年8月10日7時51分 100円ショップなどで売られたシリコーンゴム製の調理用品や乳児用おしゃぶりの一部から、化学物質のホルムアルデヒドが溶け出していたことが、東京都豊島区の調査でわかった。ホルムアルデヒドは発がん性が指摘され、調理用品や器から検出されてはならないと品衛生法などで定められている。 豊島区生活産業課は「濃度を調べていないので、危険と断定はできないが、問題提起で公表した。しかるべき機関で早急に分析してほしい」と言う。 豊島区消費生活センターが昨年度の商品テスト結果を公表した。昨年5月と9月、区内の100円ショップなどで、電子レンジ用蒸し器やオーブン用ケーキ型、乳児用おしゃぶりなどシリコーンゴム製品24点を購入して調べたところ、調理用品20点と乳児用おしゃぶり2点の計22点で、ホルムアルデヒドの溶出を示

    「100均のシリコーンゴム製品から発がん性物質」という報道について調べてみた - うさうさメモ
  • 結局日本のがんは増えているのか? - うさうさメモ

    「日ではがんがどんどん増えている。これは◯◯のせいである」 ◯◯の中には添加物、ワクチン、農薬、遺伝子組み換え品、製薬会社の陰謀等、何を入れてもいいのですが、定番の脅し文句として使われています。では実際のところどうなのでしょうか? 日におけるがんに関する統計を取りまとめている独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービスの中にがんに関する統計のページがあります。その「まとめ」を見ますと、以下のように書いてあります。 がんの死亡数と罹患数はともに増加し続けている。 がんの死亡数と罹患数の増加の主な要因は人口の高齢化。 確かに、日ではがんが増え続けているようです。同じページには、「2009年のがん死亡数は1975年の約2.5倍」とも書かれています。たいへんな増え方です。やはり、日はどこかおかしくなっているのではないでしょうか?でも、「増加の主な要因は人口の高齢

    結局日本のがんは増えているのか? - うさうさメモ
  • 「働くお母さん」の半数近くが家事・育児をほぼ100%やっている - うさうさメモ

    先日、労働政策研究・研修機構が発表した「子どものいる世帯の生活状況および保護者の就業に関する調査」は、子育て中の親の状況(二人親・一人親、仕事、経済状態など)と子育ての関係についての調査で、いろいろと興味深いデータが掲載されています。ここでは、個人的に興味を持ったデータをご紹介します。 この調査は、全国の末子が18歳未満のふたり親世帯またはひとり親世帯を対象に、各2,000世帯ずつに調査票を渡して行いました。ふたり親世帯で回答があったのは1,435 票(うち、79 票は父親回答)でした*1。以下は、「4.仕事育児への支援 (1) 家事と育児はどのように分担されているのか」(p.15)の図4-1です。 なんと、(調査にが回答した場合…これが全体の95%)母親が仕事を持っているか、持っていないかで夫婦間の家事・育児負担の比率がほとんど同じで、「ほぼ10割」が半分近くを占めているのです。

    「働くお母さん」の半数近くが家事・育児をほぼ100%やっている - うさうさメモ
  • 1