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ブックマーク / www.jst.go.jp (9)

  • 共同発表:ビッグデータから新たな科学的発見をもたらす統計手法を開発

    平成25年7月23日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報課) 産業技術総合研究所 Tel:029-862-6216(報道室) 東京工業大学 Tel:03-5734-2975(広報センター) 理化学研究所 Tel:048-467-9272(広報室) ポイント ビッグデータからの科学的発見のためには、正確な検定値(P値)の算出が必要。 超高速アルゴリズムを用いた新たな統計検定手法を開発し、発見力を大幅に改善した。 物理学、医学、化学など全ての実験科学において世界中での広い利用が期待される。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、産業技術総合研究所 生命情報工学研究センターの津田 宏治 主任研究員(JST ERATO「湊離散構造処理系プロジェクト」 グループリーダー)、東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻の瀬々 潤 准教授、理化学研究所 統合生命医

  • さきがけ

    CREST「分解と安定化」さきがけ「サステイナブル材料」2024年度合同公開シンポジウム 2024年12月13日(金曜日)9:15~16:50【さきがけ】、12月14日(土曜日)10:00~16:40【CREST】 オンライン(Zoom Webinar) 2024.12.13

  • 共同発表:人工カプセルでたんぱく質の生け捕りに成功

    ポイント たんぱく質のような巨大分子を閉じ込められる世界初の精密人工カプセル 金属イオンと有機化合物を混ぜ合わせるだけで自然にできる「自己組織化」で作製 たんぱく質の構造解析や機能改変など、産業、創薬分野でのさまざまな用途が期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻の藤田 誠 教授、自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンターの加藤 晃一 教授らは、人工的に作り出した直径7ナノ(ナノは10億分の1)メートルのカプセル内部に、たんぱく質を丸ごと閉じ込めることに成功しました。 自然界では、たんぱく質やDNAなどの生体分子が、ウイルスの殻などの巨大なカプセル状の物質に閉じ込められて構造や活性が制御されたり、必要とされる時まで貯蔵されたりすることが知られています。人工的な化学現象でも、有機小分子などがホストと呼ばれる中空分子に閉じ込められて構造や

  • 共同発表:細胞間の相互作用で良性腫瘍ががん化する仕組みを解明

    <研究の背景と経緯> がん(悪性腫瘍)とは、腫瘍の中でも異常に増殖し、かつ周辺組織に浸潤したり(浸潤能)遠隔組織に転移したり(転移能)する細胞集団のことです。がんのほとんどは上皮組織に生じます。正常な上皮細胞に複数の遺伝子変異が起こることで前がん細胞となり、さらに前がん細胞が過剰に増殖して良性腫瘍が形成されます。良性腫瘍は、組織浸潤能・転移能を持たない細胞集団で、異常な増殖を起こすものの、発生した場所から移動することはありません。この良性腫瘍にさらに遺伝子変異が加わることで、組織浸潤能・転移能を持つがんが生じると考えられています(図1(1))。腫瘍が組織浸潤能・転移能を持つようになることを、腫瘍の悪性化(がん化)と呼びます。これまで、このような腫瘍のがん化を促すさまざまな遺伝子変異について多くの研究がなされてきましたが、近年、細胞が分泌するたんぱく質ががん化を促進する機能を持つことが知られ

  • 共同発表:トランジスターの理論限界を突破 次世代省エネデバイス実現へ

    平成24年6月13日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報課) 北海道大学 Tel:011-706-2610(広報課) ポイント スイッチング特性の良さを示すサブスレッショルド係数で世界最小の21mV/桁を達成 現在の半導体集積回路に比べ回路全体で消費電力を10分の1以下に低減が可能 デジタル家電の待機電力を大幅カット、モバイル機器電池の消耗を半分に低減する夢の省エネデバイスへ道 JST 課題達成型基礎研究の一環として、JST さきがけ専任研究者の冨岡 克広、北海道大学 大学院情報科学研究科の福井 孝志 教授らは、半導体中のトンネル効果注1)を用いることで、従来のトランジスター(電子の流れを電圧で制御してオンオフするスイッチ素子)の理論限界を大きく下回る低消費電力トランジスターの開発に成功しました。この素子はあらゆる電子機器の省エネルギー技術へ応用できます。

  • 共同発表:脳回路が驚くほど精密に配線されていることを発見(新開発の撮影技術で、数十年来の脳科学の謎を解決)

    <研究の背景と経緯> 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理しています。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合(シナプス)を介して、次のニューロンに伝えられます(図1)。 ニューロンには多くの樹状突起と呼ばれる枝分かれした線維があり、ここにあるシナプスは、樹状突起の先端部分「スパイン」と呼ばれる突出構造を介してほかのニューロンからの情報を受け取ります。樹状突起は複雑に分岐するだけでなく、種々のイオンチャネル注1)や受容体注2)を持つため、「どのスパインが、いつ、どんな入力を受けたのか」が、ニューロンの情報処理に大きく影響します。 ニューロンは主として樹状突起からの入力を受けますが、樹状突起上のシナプス配置のパターンについては、現在、2つの仮説が提唱されています(図2)。1つは、同期した入力(ほぼ同時刻に来る入力)は樹状突起上のある特定の箇所に集中

  • ホームページ改ざんに関するお知らせとお詫び

    平成23年6月14日 東京都千代田区四番町5番地3 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報ポータル部) URL https://www.jst.go.jp JSTのWebサイトにおいて、第三者の不正アクセスにより一部ページが改ざんされていたことが判明し、下記対象期間に対象サイトを閲覧された方のパソコンにウイルス感染や不正プログラム侵入の恐れがあると判明しました(現時点で一般の方から被害のお申し出はありません)。 下記対象期間に対象サイトにアクセスされた皆さまに、ご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。今後、情報管理と監視機能の強化を行います。 なお、当該サイトでは個人情報を取り扱っていませんので、個人情報流出などの恐れはありません。 改ざんされたサイト 戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST) 「炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技

  • 脳梗塞でも反対側の脳が失われた機能を“肩代わり”―神経回路のつなぎ換えと機能回復を順々に促進―

    自然科学研究機構 生理学研究所の鍋倉 淳一 教授のグループは、JST 戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)の一環として、脳梗塞で失われた脳の機能も、その反対側の脳が肩代わりすることで機能回復できることを証明し、その回復過程の詳細を明らかにしました。脳血管障害や脳外傷の患者に対するリハビリテーションの意味を明らかにし、その効果的な方法の開発に役立つ成果です。 <プレスリリース内容> 最近の脳科学の進展によって、脳梗塞などによって失われた脳の機能も、効果的なリハビリテーションによって機能回復につながることがわかってきました。今回、自然科学研究機構 生理学研究所の鍋倉 淳一 教授の研究グループは、脳梗塞後には反対側の脳が失われた機能を“肩代わり”することを証明し、また、その脳の機能回復の過程の詳細を、マウスを使って明らかにしました。脳の神経回路の「つなぎ換え」(再編)や機能回復は、

  • 粘菌の輸送ネットワークから都市構造の設計理論を構築―都市間を結ぶ最適な道路・鉄道網の法則確立に期待―

    <研究の背景と経緯> 現在、送電網、金融システム、航空便や鉄道網、電話やインターネットなど、物流・情報のさまざまな輸送ネットワークが構築されており、私たちの生活に欠かせないものとなってきています。このような重要なインフラ・システムは、外部からの攻撃やアクシデントに対して強い必要があります。すなわち、このようなネットワークは構築・維持コストや断線に対するリスク管理機能など、さまざまなコストや機能の条件をバランス良く満たす必要があり、とても難しい問題になっています。アクシデントに強いネットワークは、必然的にコスト効率が良くない余分の輸送路を必要とする側面を持ちます。このような重要な問題であるにもかかわらず、ほとんどのネットワークは個別の国・自治体により明瞭な設計法則なしに構築されています。 一方、同じように集合間の輸送ネットワークを作成する生物がいます。真正粘菌の変形体です。この生物のネットワ

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