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ブックマーク / zellij.hatenablog.com (5)

  • 全脳アーキテクチャ勉強会 - 大人になってからの再学習

    人工知能について調べていてたどりついたページ。 ■ 全脳アーキテクチャ解明に向けて https://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/brain-archi/j-index.html 上記のページでは、昨年12月に開催された「第1回 全脳アーキテクチャ勉強会」の発表資料が公開されている。 これはスゴイ。 日を代表する人工知能研究者が、気で脳の仕組みを解明しようとしている。 「脳の主要な器官の機能とモデル(産総研 一杉裕志)」のスライドの次のページが具体的でわかりやすい。 まずは大脳皮質モデル、皮質・小脳連携モデル、扁桃体モデルなど、脳の仕組みの低レベルなものを再現することを狙っている。 現在、盛んに研究が進められている言語理解・発話が後ろの方に位置づけられているのが興味深い。iPhone の音声アシスタント Siri とは、違う次元での言語理解を狙っているのだろう

    全脳アーキテクチャ勉強会 - 大人になってからの再学習
  • シンギュラリティは近い - 人類を超える知能について - 大人になってからの再学習

    人工知能について少し興味を持ち始めたので、何かと話題の シンギュラリティは近い - 人類が生命を超越するとき [kindle版] を購入して読んでみた。 シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき 作者: レイ・カーツワイル出版社/メーカー: NHK出版メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る コンピュータサイエンス、遺伝子工学、ロボット工学の3つの分野の、指数関数的な進歩によって、 やがて人間の能力を遥かに凌駕する人工知能が実現するだろう、という未来を予測したもの。 そして一度人間を超えた人工知能は、自らの能力を自分自身で改良することで、今までの進歩とは次元の異なるステージに移行するだろう、そしてそれは2040年代に実現すると予想する。 594ページという膨大なページ数で、全部読むにはかなりの時間とエネルギーを必要とするが、要約してしまえば、前述の数行にまとめた通り。

    シンギュラリティは近い - 人類を超える知能について - 大人になってからの再学習
  • 著作権 - 大人になってからの再学習

    我々が口にする言葉の並び、そのほとんどが、すでに過去の誰かが口にしたことがあって、 その言葉の並びには、最初に口にした人物の著作物として、著作権が発生することとなっていた。 しかるに後の時代に生まれた人々は好むと好まざるとにかかわらず、 先人の著作権の侵害と常に向き合って生きていかなければならなかった。 ある数学者は五十音が10文字ならぶ並び方は50の10乗個あり、これは1秒間に100個の文字列が生成されると仮定しても、すべてのパターンが現れるには宇宙の寿命があっても足りない。だから、すべての言葉が過去に話されたものであるなんてことはありえないと言った。 しかし、実際に意味をなす言葉の並びなど、そんなにたくさんあるわけではない。 「ああ、今日は天気が悪いな。気分がすぐれないし、会社に行きたくないなぁ。」 という言葉は暦2432年の3月4日に国民番号3105223459のエフ氏が創作した言葉

    著作権 - 大人になってからの再学習
  • 群・環・体 - 大人になってからの再学習

    小学校から学んできた足し算、掛け算などのような、数と演算の世界を代数系と呼ぶ。 群、環、体の理論は、この代数系の性質を調べるための理論。 例えば、整数の加減乗除について、改めてこれはどのような代数系なのだろうか、ということを考える。 でも、整数の加算や乗算はあまりに自然に学んできたために、それ以外の代数系というものを想像しにくい。 そこで、宇宙人が作った、まったく異なる代数系があると仮定して考えるとわかりやすいかも。 宇宙人の世界では S = {$, ¢, £, %, #, &, *, @, §, ☆, …} みたいな、集合Sの要素に演算★が定義されていて、 #★&=@ ¢★§=$ のようになるとき、この集合と演算からなる代数系には、どのような性質があるだろうか、という議論を、代数学の群・環・体の分野の言葉で行うことができる。 では、群・環・体とはいったい何か? ある性質を満たす代数系を群

    群・環・体 - 大人になってからの再学習
  • 組み合わせ爆発のはなし - 大人になってからの再学習

    YouTube 上に公開された 「『フカシギの数え方』 おねえさんといっしょ! みんなで数えてみよう!」 という動画が話題になっている。 http://youtube.com/watch?v=Q4gTV4r0zRs 下の図のようなNxNの格子を用意して、左上のスタート地点から、右下のゴール地点にたどり着くルートの数を数えてみよう、というもの。 この例は3x3の格子。 さて、何通りあるか? ルートは最短ルートである必要はなくて、下から上に向かっても構わない。ただし、ルートは自分自身に交わってはいけない。 3x3の格子の例では、答えは184通りある。 意外とたくさんあることに驚かされる。 では、4x4の場合は? 動画の中では「おねえさん」が手で数えているけど、答えは8,512通り。 5x5の場合は、もはや手で数えるわけにはいかなくなる。動画の中のコンピュータを使って求めた答えは1,262,81

    組み合わせ爆発のはなし - 大人になってからの再学習
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