日本に於けるホメオパシー団体の代表格であるホメオパシー・ジャパン代表の由井寅子氏による文章が色々な意味で面白い。具体的には、「科学的に見せかける」ための無意味なキーワードが羅列されていて信者を感心させるように作られているが、そうでない人を笑わせる結果となっている。 性質上、全文引用しつつ解説してゆく。文中の脚注及び強調表示はすべて引用者によるものであり、原文にはない。 なお、文がやたらと長くて脚注との照合が面倒かも知れないが、ブラウザによっては多分カーソルを註のリンク箇所に乗せて2秒ぐらい静止させると内容が見えると思う。 波動の世界 1999年11月 ホメオパシーの理論と実践 ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー学長 由井寅子 I ホメオパシ−とは? ホメオパシーとは、「健康な人に投与してある症状を起こさせるもの(毒)は、その症状を取り去るもの(薬) になる」という「同種の法則」を根本