フランス大統領選で支持率トップを走る最大野党、社会党候補のオランド前第1書記が1日、集会で演説した直後に女性から小麦粉を投げ付けられた。女性は警備員らに取り押さえられ、オランド氏にけがはなかった。 フランスの各メディアによると、パリで開かれた貧困層の住宅問題に取り組む人権団体の集会で、オランド氏がステージ上で演説し、同団体の文書にサインをしている最中に女性が近づき、小麦粉を投げ付けた。 オランド氏は上半身が真っ白になったが、記者団に対し「たいしたことではない。(犯人の)女性は、この集会を別の目的で利用したかったようだ」と述べた。(共同) [2012年2月2日10時14分]