新型A4で採用したADASで特徴的なのが、渋滞時に自動で車間距離を取りつつ同一車線での走行を維持する「トラフィックジャムアシスト」機能だ。先行車追従機能(ACC)と車線維持機能(LKA)を組み合わせることで実現した。 トラフィックジャムアシスト機能は、0〜65km/hの車速で渋滞時に走行している時に、先行車両に合わせて制御するもの。車両が停止しても、3秒以内に先行車両が動き出せば、クルマは自動で再発進する。アクセルとブレーキの制御だけでなく、車線から逸脱しそうになると自動で修正舵を切るステアリングの操作にも介入する。