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2020年1月16日のブックマーク (2件)

  • 職業訓練後の大学進学は可能か スイスの進路選択

    スイスインフォはこの夏、スイスの教育制度に関する質問を読者から募集した。今回は読者から関心の高かった、「職業訓練コースを選択しても、あとから大学に進学できるのか」という質問を取り上げる。 職業訓練はスイスの教育制度の礎石とされ、週に1〜2日は学校で座学、残りの日々は職場で実地訓練を積むという2立てのシステムだ。大半の若者は3〜4年の課程を修め、連邦職業資格を手にする。 >>職業訓練についてもっと知りたい場合はこちら スイスでは14歳前後で、大学入学資格(独語でマトゥーラ/仏語でマチュリテ)の取得を目指して普通高校に進むのか、あるいは職業訓練に進むのかを選択しなければならない。 おすすめの記事 スイス人は14歳で職業を選択 早すぎる? このコンテンツが公開されたのは、 2019/04/15 スイスでは若いうちに自分の職業人生について大きな決断をする。14歳は早すぎるか?それとも妥当か?意見

    職業訓練後の大学進学は可能か スイスの進路選択
  • 国際競争に負けない、スイスの大学教育

    人口比でノーベル賞受賞者数は世界最多、国民一人当たりの特許申請率も世界トップレベルのスイス。大学生の学力低下が叫ばれて久しい日とは対照的に、スイスの大学は教育レベルの高さで国際的高水準を保っている。 その背景には、厳選された学生数、留学生や外国人講師の受け入れ、そして何よりも「大学で学生を鍛えること」が挙げられる。 少ない大学進学者数と厳しい入学資格 同一年齢層で大学に進学する若者は約20%のスイス。日が50%を超えたことに比べると、スイスの大学進学率はかなり低い。その理由は、9年間の義務教育終了後、大学進学に向けた普通高校と、学校と実務を兼ね備えた職業訓練とに教育の道が分かれるからだ。 二元制システム ( デュアルシステム ) と呼ばれるこの教育制度の最大の特徴は、高等教育と職業訓練が社会的に同等の価値を持つことだ。職業訓練は左官業やパン屋といった伝統的なものから銀行職やIT分野など

    国際競争に負けない、スイスの大学教育