既存のLTEから5Gまで――インフラ技術の進化を支えるQualcomm:Mobile World Congress 2016 スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2016(以下、MWC)」のルーツは、世界各国の通信技術者と通信機器ベンダーが一堂に会して、通信技術の標準化や進化について協議する国際会議にある。もともとはスマートフォンなどコンシューマー向けの端末ではなく、最新の通信技術やインフラ技術が「花形」なのだ。 このMWCにおいて、とりわけ注目度が高いのが米Qualcommのブースである。周知の通り、同社は第3世代携帯電話のコア技術であるCDMA方式の基本特許を多く持つことから2000年代に急成長をし、第4世代のOFDMA方式(LTE)が主流になった今も、インフラと端末の両方で多くの優れた通信技術を持っている。また、いち早くスマートフォン時代を予
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