堺市内に妙な交差点が多く見られる地区がある。円形で複数の道が集まり、真ん中に堂々と高圧電線の鉄塔が建っているものも。他の地域では見慣れないこうした風景が、どのような経緯で生まれたのか調べてみた。南海電鉄高野線の初芝駅から北東へ向かう道を進むと、ほどなく丸いロータリーに行き当たる=写真(1)。信号はなく、自動車が次々とロータリーに入り、右回りの円を描いて進んでいく。ロータリーからは6本の道が放射
堺市内に妙な交差点が多く見られる地区がある。円形で複数の道が集まり、真ん中に堂々と高圧電線の鉄塔が建っているものも。他の地域では見慣れないこうした風景が、どのような経緯で生まれたのか調べてみた。南海電鉄高野線の初芝駅から北東へ向かう道を進むと、ほどなく丸いロータリーに行き当たる=写真(1)。信号はなく、自動車が次々とロータリーに入り、右回りの円を描いて進んでいく。ロータリーからは6本の道が放射
「伊勢道」とある南海電鉄バスの停留所 いったいどういう経緯があって「伊勢道(いせみち)」と名付けられたのかしら? 「伊勢道」というからには、伊勢詣のための古い街道みたいなものがあったのだろうと想像されはする。竹内街道(wikipedia:竹内街道)関連でそんな話があったような記憶もある*1。けれど、このあたりの場合、高野街道以外にナントカ街道に相当するようなものってあったっけか? さて。 「伊勢道」をウィキpで検索すると曖昧さ回避のページにたどり着いてしまう。で、「いせどう」というよみと、wikipedia:伊勢参宮街道とwikipedia:伊勢自動車道の項目が紹介されている。いずれも冒頭写真の「伊勢道」とは縁がないようだ。 コトバンクで検索すると、「伊勢道(いせみち)とは? 意味や使い方」(コトバンク)には《距離の遠いことのたとえ》とあって、具体的存在としての「伊勢道」は、単独の項目がな
2021/01 2021/01 2021/06 2021/08 子どもの頃のセイタカアワダチソウならあっという間に空き地を席巻したような気がする。空き地ができると間もなく、セイタカアワダチソウの密林ができあがってしまうのだ*1。そのへんのそういう記憶は怪しいところもあるのだろうとは思うのだけれど、それでもこの繁茂の速度の鈍(のろ)さと来たら。本来の繁殖期である8月以降になっても、これ以上生い茂るようすがない。 界隈ではその他、ヌスビトハギやオナモミなどもすっかり見かけなくなってしまった。そういうのはたいがいヒトが嫌って排除した結果だろうと思っていたのだけれど、ひょっとすると万が一、記憶の中のセイタカアワダチソウの繁茂の早さがいくらかなりと正しいとするなら、環境のほうが変化したということなのかもしれない、と思えても来る。 しかし、国道310号線に沿って狭山方面に歩くと、ところどころにセイタカ
所用の道すがら 「ソーシャル・ディスタンス」ってすでに死語の類になったものだとばかり思い込んでいた。しかもあれ、英語としてどうなのかというような話もあったよね。どういうふうに話の決着がついたのかつかなかったのかは知らないけれど……。 と書き始めて、ふと思い出したのが下の横断幕。 「Study: More children infected than anticipated | COVID-19 Special」(DW News、YouTube)からキャプチャ 「Social」はついていないけれど、「Distance」の品詞の扱いに問題があるというのが「ソーシャルディスタンス」批判のポイントだったとすれば*1、これも変だということになるのかしら? ドイツのメディアが制作したヴィデオだから、ネイティヴ的にどうなのかはわかんないけれど。けれど、文法問題はさておくとして、全然通じない英語ってわけで
2021/11/20 所用の道すがら 道端に打捨てられた防犯カメラのカヴァー(?)。何となくおかしくてわびしい。場所は国道310号線沿い、狭山に足を踏み入れてしばらく南に下ったあたり。 防犯カメラ本体は周囲に見当たらなかった。仮に、本体に装着されていたとしても、「防犯カメラ作動中」の文字のサイズはいささか小さすぎやしないだろうか。もっと盛大に書かなければ、侵入者に気づかれず仕舞いになってしまうんぢゃないか、とは余計なお世話か。 少しばかりのビニルハウスと畑が視野に入るあたり、全然知らなかったのだが、ひょっとして、昨今流行りの作物荒らし被害はこんな身近にまで及んでいたのか、と驚きもし憤然ともしたのだが……。 2021/11/26 所用の道すがら 後日、すぐ近くで見つけた掲示。たぶんこの看板近くの防犯カメラから上の写真のカヴァーは外れたのだろう。 防犯カメラの目的は勝手なバイクだか自転車だかの
国道310号沿い 所用の道すがら。 今どきFAXを、しかも金物店のサービスとして、おまけに「100円より」という料金設定で使う方っていらっしゃるものかしらね? まだ堺市内を歩いていたつもりが、看板の電話番号を見ると「0723-66-」と古い狭山町のものになっている。いつ頃なんだったっけか、変更があったのは、というわけで、ググってみると(google:狭山町 局番 変更 いつ?)、「総務省|近畿総合通信局|近畿2府4県の市外・市内局番変更状況」の「平成13年7月20日」という答えに辿り着く。「平成13年」といえば、えぇっと、2001年。ということは、少なくとも20年以上同じ看板を塗り替えたりせずに使い続けていらっしゃるのかぁ。 だからどうしたという感想があるわけではないのだけれど、何となくFAXサービスと古い市外局番の看板の取り合わせに納得出来るような気分になる。納得出来るような気分になると
草尾、かつての溜池の取水口付近 そういう事件って今でもあるものなのか。 5日夜遅く、大阪府堺市の住宅で、見知らぬ男が勝手に食事しているのを、この家に住む男性が見つけた。男は男性らに取り押さえられると意識を失い、その後、死亡した。 警察によると、午後11時ごろ、堺市東区草尾の住宅で、この家に住む60歳の男性が、水を飲みに台所に行ったところ、見知らぬ男が椅子に座って、冷凍食品のパスタなどを食べているのに出くわした。男は、この家にあったTシャツを勝手に着ていて、男性が話しかけると「玄関から入ってきた」などと答え、逃げようとして暴れたため、同居する男性の父親が110番通報。男性と隣に住む弟が一緒に、男を取り押さえたという。警察官が駆けつけると、取り押さえられた男は、意識を失っていて約1時間後、搬送先の病院で死亡した。 男は所持品などから、大阪府内に住む30代とみられ、警察は身元の確認を進めるととも
28日夜、最寄り駅近くの銀行 貼り紙の文字が読みやすくなるように、脱色したりホワイトバランスをいぢったりした。他意はない。銀行名・支店名の扱いにほんの少し迷ったけれど、すでにこうして晒されているものなのだし、「最寄り駅」と書けばもう知っているヒトはどこのことだかわかってらっしゃるみたいだし、最寄り駅近くの銀行支店は1軒だけではないし、で、ことさら画面に手を入れて隠すほうが変な勘ぐりの原因になるかもなぁ、というわけでそのままとした。 話は25日にすでに耳にしていたのだし、「本日のボヤキ/大和川封鎖」で触れたみたいに、それ以前に事態は我が足許においてそれなりに深刻だったわけだけれど、でも、それが書き言葉として散歩のテリトリー内で眼前に現れるとなると、話の迫力というか切迫感というか重みというかみたいなものが全然違っちゃうんだな。御札みたいなものか。あるいは、咒物としての書き言葉。どんなご利益があ
それにしても今年はさっぱり歩かなかったな。とはいえ「貼り紙・看板散歩」の記事を1本も挙げない*1まま今年を終えるのも何となく気に喰わないというところでまぁ1本。 最寄り駅近くのパチンコ店 パチンコにも全国チェーン的なのがあることをこの貼り紙で初めて知った。グループのサイトを見ていると(パチンコ&スロット 123)、休業は休業として今年もなお新しい店舗をオープンさせたりしている。揶揄とか皮肉とかでは全然なく、素直にスゴいな、たくましいなと思う。 最寄り駅近くのコンビニ いろいろ写真に収めた貼り紙類はそれなりにあるのだけれど、店内側のガラス面に貼られたものできれいに撮れたものが全然ない。脱走ブームの折の手配写真も内側に貼られていてきれいに撮れなかったんだよなぁ、そういえば。 あと、これは実際にたしかめてみないと正確なところはわからないのだが、東京の貼り紙のほうが一般に文字サイズが大きかったよう
毎度、堺市中区。 今朝も断続的に雨雲発生が見られる。 光明池近くとセットのヤツを挙げておく。 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) https://t.co/dIQ8qvDRfd による。 pic.twitter.com/nHNZknfG8Z — neanderthal yabuki (@nean) October 29, 2020 堺市中区、本日午前も雨雲出現。 午前9~10時はほぼ出突っぱりの模様。 ここでは光明池付近の雲とセットのヤツをキャプチャした。 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) https://t.co/dIQ8qvDRfd による。 pic.twitter.com/DWxO1Z5GcZ — neanderthal yabuki (@nean) October 30, 2020 最新のものを2つだけ挙げてみる。「堺市中区、雨降り日記その2(仮)
堺市中区中ほど、今朝も雨降り? 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) https://t.co/dIQ8qvDRfd による。 pic.twitter.com/KTUqhdCjFo — neanderthal yabuki (@nean) September 30, 2020 こうも毎日、山岳地でもないただの平野もしくはせいぜいうんと緩い丘陵の只中、同じようなところに雨雲が出来するってやっぱり変だよねぇ。 堺市中区の中ほど、やっぱり今朝も雨が降る。 しかも、いつもよりちょっぴり雨量の多い地域も。 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) https://t.co/dIQ8qvDRfd による。 pic.twitter.com/75lrVh8rTP — neanderthal yabuki (@nean) October 1, 2020 月が改まったせいでもないだろう
またしても堺市中区の中ほどは雨。 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) https://t.co/dIQ8qvDRfd による。 pic.twitter.com/Q1mnjHxgvs — neanderthal yabuki (@nean) September 26, 2020 その後*1も相変わらずなのである。 何が何でも中区中ほど、どうにもこうにも雨が降る。 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) https://t.co/dIQ8qvDRfd による。 pic.twitter.com/egVnD5oG3G — neanderthal yabuki (@nean) September 27, 2020 ここ最近、一日たりとて怠りなし。 堺市中区、さすがに今日は降らないんぢゃないかと思ったアタシは甘かった。 気象庁 | 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト) h
平成22年より運用しておりましたさかいコミュニティサイクルですが、令和4年3月31日(木曜)をもちまして、事業を終了しました。 長い間ご利用いただき、ありがとうございました。 詳しくはこちらのページをご覧ください。 コミュニティサイクルは、環境にやさしい自転車を活用した低炭素型の交通システムで、「クールシティ・堺」の実現に向け、過度の自動車利用からの転換をめざす「モビリティ・イノベーション」を担う一端として、平成22年9月から令和4年3月まで運用していました。
なんとなくおかしい。 作られた当初は、ひょっとするとオシャレなデザインということだったのかもしれない。でも、どうも僕には微笑を誘うような形に見えてしまう。斜交(はすか)いというよりも、アレかな、大きなバッテンが二つ並んでいるからかな、それともバッテンを囲む四角の丸角が直線だらけの建物全体とはバランスを欠くからかな、はたまた底辺だけが斜めになっちゃってるからだろうか。少し引いて見ると、ガウズみたいな目をバッテン状にしたマンガのキャラクタの表情を思い浮かべないでもないような気もする。いろいろ考えてみるけれど、説明としてすっきり落ち着くアイディアは出て来ない。だから、もうこれは云いがかりとしかいいようがないかもしれないけれど、なんとなくおかしい。 参考文献、みたいな 岸田國士「笑について」(青空文庫) 《「笑う門には福来る」と昔から日本ではよく言われておりますが、これは笑いというものが人生に取つ
これはいつぞや紹介したマンホールの蓋。 これはそう大昔のものとも思えない近所で見かけたプラスチック板のポスター。 堺に関心がおありの方なら、2つの共通点として「旧堺燈台」が描かれていることがお分かりになるだろう。しかし、この2つは、「旧堺燈台」の現状をあまり正確には描いていない。 これが「旧堺燈台」の現在の姿だ。もちっと部分拡大でお見せしよう。 これならばどうか。要のつまりは灯室部分が違うのである。 旧堺燈台の設計上の大きな特徴の一つに、灯籠灯室部分が正八角柱であるのに建物本体部分は正六角錐であるというのがある*1。ところが、冒頭二つのデザインは、この特徴を無視して円筒にドームを載せたような形で灯室部分を描いている。 実を云えば、灯室部分がドーム状であった時期というのが「旧堺燈台」にはあり、その際の形状を象(かたど)ったものになっているのだ。 修復工事前の旧堺燈台*2 2003年、この年か
昔とまったく同じように掠れたままの看板に驚く。 ざっと40年ぶりに歩いた旧街道沿いの民家、この看板の下に見える貼り紙の政党など存在しなかった頃と同じように「子は宝 小さい時より」より他には何が書いてあったのか読めない状態が過不足なく残っていたのを見て、思わず息が洩れる。 少し引いてみるとこんな感じ。左側、自治会の掲示板並みの好ポジションを占めていることがわかる。 新しい情報が重宝されたり古いものがわざわざ修復復元されて保存され有難られたりということならわからないでもない。しかし、伝えようとしていたはずのメッセージさえ読み取れない中途半端な状態のまま、こんなものが残されているとは、一体どういうことなのだろう? 高野鉄道、現在の南海高野線*1は、当初この街道沿いに敷設される計画だったと聞いたことがある。しかし、当時はまだ賑わっていたらしい界隈のヒトビトの強い反対にあって計画は潰え、現在の場所に
最近はゲームも道真公の守備範囲に数えられるようになったのだろうか? pic.twitter.com/soCQIlQNMD — neanderthal yabuki (@nean) August 26, 2014 萩原神社にて。 萩原神社、地元では「萩原天神」以外で呼ばれることってないような気もする。七柱もの神様を祀っているとなるとややこしいアレコレがあるのかもしれない。しかし、訪れる若いヒトのお目当ては道眞公と、まずは決まっている。写真右上の絵馬にだって、この紋所が目に入らぬかぁとばかりに梅印がございますでしょ。 道眞公ですら本来の目的外の客人を迎えるというか多角経営を考えないとやっていけないとなると、古巣の予備校が没落してゆくのも世の移り変わりの必然か。 しかしなぁ、道眞公のレパートリーにゲームは果たして入るものかどうか。本来ならば試験関連だって怪しいんぢゃないかというところ、がんばって
府立登美丘高等学校正門近く 所用の道すがら。ほとんど利用したことはなかったのだけれど、少なくとも40年前、ここは文房具店だったはず。滅多にこの坂を通らないから、まさかこんなふうになっていたとは気づいていなかった。いつ廃業なさったのだろう。 雑に塗られた青いペンキも、よくわからない。なぜこんなものをこんなふうに塗らなければならなかったのだろう。青だからまだしも、これが赤だったらかなり狂気めくところか。いや、赤で狂気めくというのなら、青にしたからといってことの本質になにほどの違いがあるか。せめて丁寧に塗ればいいのに、というものでもないのだろうけれど、何なんだろう、この雑な塗り方は。 人類どものやることは毎度よくわからない。 青いペンキの呪いというわけで、なんてことはあり得ようはずもないけれど……。 登美丘高校ダンス部、今年は「マドンナダンス」3連覇ならずも圧巻のパフォーマンス テーマは「艶麗:
府立登美丘高校近く 拡大 旭照寺 は、バブリーダンスで有名になった大阪府立登美丘高等学校 すぐ近くの寺。境内に足を踏み入れたことが一度もない。別に変な因縁があるわけぢゃないのだけれど、何となく。 右端に「御文一ノ八 名聞利養(みょうもんりよう)ヲ本トセズ」と小さく書かれている。檀家さんなら「御文」ですぐわかる出典があるということなんだろうか。親鸞の書いたものなら、ググってみればすぐわかるだろうと実際にググってみたら、あらま、わかんない\(^o^)/*1。どなたが書いた「御文」なのかしらね。 この手のお寺の貼り紙*2の定番といえば、他人様(ひとさま)へのお説教*3。でもって近年では自ら「パワースポット」の名乗りを挙げる寺社も多い。御朱印帳で開運というアレもあったりする。パワースポットに開運というからにはなにがしかの現世御利益を売りにしているということだろう。何となく踏ん反り返って売り込み熱心
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