横浜市のマンションで“傾き”が見つかり、建物を支えるくいのデータの改ざんが見つかった問題で、データの改ざんに関わった現場の施工管理者が担当したとされる茨城県内の公共施設について、茨城県は東海村にある素粒子の一種「ニュートリノ」の実験施設であることを明らかにしました。 茨城県によりますと、この問題で27日午前、旭化成建材の役員が県庁を訪れ、県内で旭化成建材が請け負ったくいの工事について説明したということです。 その中で、データの改ざんに関わった施工管理者が担当した公共施設は、東海村にある実験施設、「JーPARC」の中にあり、素粒子の一種「ニュートリノ」の実験を行う「ターゲットステーション棟」という建物だと説明を受けたということです。 茨城県によりますと、今のところ、これらの施設の建物に傾きなどの不具合があるという情報は入っていないということです。 茨城県は28日、JーPARCに立ち入り、建物