台風19号が上陸した今月12日、東京都台東区の避難所がホームレスの受け入れを拒否した問題。人命を軽視し、基本的人権を踏みにじるこの台東区の非対応は複数の海外メディアでも報じられる事態となっている。たとえばイギリス・BBCでは、ホームレス受け入れ拒否という出来事そのものだけでなく、それに対する日本人の反応もクローズアップして報道していた。 〈この事件は日本で大きな議論を巻き起こした、つまり誰もがホームレスを思いやったわけではなかった。〉 ネットで台東区のホームレス受け入れ拒否を批判する声やチャリティ団体山谷労働者福祉会館が受け入れたことなどを紹介したうえで、ホームレスに対する冷酷な声を報じた。 〈一方でホームレスに同情的ではない人々もいた。「『臭い』あるいは『精神障害』のホームレスの人々は、別のスペースがある場合にのみ避難所に入れられるべき」などと提案した。 「権利を主張するなら、まず最初に
Anonymous Coward曰く、 iOS 12.2ベータ2以降では、詐欺サイトの確認のためにWebサイトの閲覧前にそのアドレスを「Tencent Safe Browsing」に送信するようになっているという(iPhone Mania)。これはiOS 13でも同様だという。 設定アプリで「詐欺Webサイトの警告」がオフになってるスラドのプライバシーが硬い諸君には関係ない話だが。 今まで詐欺サイトの確認にはGoogle Safe Browsingが使われていたが、新たにTencent Safe Browsingも使われるようになったということのようだ。これに対しては、送信された情報がユーザーの特定や追跡などに使われる可能性があるのではないかとの危惧も出ている。
ネットサーフィンしていたところ、東洋経済のサイトで「リーディングスキルテスト(RST)の問題を解いてみよう」(2019年10月12日号、pp.44-53)という記事に出くわした。係り受け解析のネタになるかな、と思って、順に問題を見ていったが、Q.2がいきなり以下の内容で、さすがに頭が痛くなった。 Q.2 以下の文を読みなさい。 真核細胞の呼吸の材料となる有機物は主にグルコースで、細胞に取り込まれると、ミトコンドリアの酵素などによって分解反応が進み、無機物に分解される。 この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。 ・( )は細胞内で分解される。 ① ミトコンドリア ② グルコース ③ 真核細胞 ④ 無機物 いや、それ「この文脈において」とか言われても、「解糖系がミトコンドリアの外膜の外でおこなわれる」っていう高校の生物で習う内容に反
セキュリティ企業Morphisecが、「Apple Software Update」ツールにゼロデイ脆弱性が存在し、これがランサムウェアによる攻撃に悪用されていたことを報告している。 このツールはWindows版のiTunesやiCloudに同梱されており、10月7日にリリースされたiTunes for Windows 12.10.1やiCloud 10.7、iCloud 7.14ではこの脆弱性が修正されているとのこと。 問題の脆弱性は「unquoted path vulnerability」(引用符で囲まれていないパス)の処理に関連するもので、悪意のあるユーザーがこれを悪用することで悪意のあるプログラムを実行させることができるという。また、Apple Software UpdateはiTunesなどをアンインストールしても残されるとのこと(別途アンインストール作業が必要となる)。そのため
『宇崎ちゃんは遊びたい!』を使った献血ポスターとそれをめぐっての太田啓子弁護士のコメント・行動が炎上しているな。 togetter.com 太田は詳しくは述べていないようだが、要するに宇崎ちゃんの「巨乳」強調のイラストが「無神経」であり「公共の場での環境型セクハラ」であるからという理由で赤十字に何らかの苦情を言ったものと思われる(くりかえすが、この理由は推測に過ぎない)。 これに対するツイッターなどのネット上のコメントを見ると、「あいちトリエンナーレ」の騒動と重ね合わせて、これも表現の自由に対する攻撃ではないのか、という意見がけっこう目立った。 「巨乳強調」は女性の人権を侵すか そもそもの問題として、巨乳を強調したイラストを大勢の前に掲示するのは女性の人権を侵すこと、「環境型セクハラ」になるのか。 結論から言えば、「環境型セクハラ」=法令上の人権侵害とは思えないが、女性を性的な存在とのみみ
この1週間、国内で観測された地震回数は前週よりも多くなっています。震度3以上の地震は3回発生しました。(10月14~19日の集計) 17日(木)22時27分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード2.4の地震が発生しました。この地震により宇城市で震度3、美里町と甲佐町で震度2の揺れを観測しています。2016年に発生した熊本地震の震源域と見られます。 熊本地震は布田川断層帯と日奈久断層帯の活動により、発生したと考えられています。九州大学や産業技術研究所などが行った、総合的な活断層調査の結果から、日奈久断層は近い将来、活動する可能性が示唆されています。 全国の活断層すべてにおいて詳しい調査が行われている訳ではなく、知られていない断層も多く存在しています。いつ来るかわからない地震への備えは、しっかり行うに越したことはありません。
田中里尚 (2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:9784791772063 → 版元ページ) 【目次】 序章 リクルートスーツとは何か 7 第1章 「背広」が意味したもの 43 第2章 学生服からスーツスタイルへ 81 第3章 「女らしさ」とスーツスタイル 141 第4章 「リクルート・ファッション」の自由と限界 177 第5章 「権威」をまとうリクルートスーツ 255 第6章 「リクルートスーツ」の形成 361 第7章 交差するリクルートスーツ 431 終章 リクルートスーツとは何だったか 481 あとがき 513 参考文献 519 索引 [ii-vi] 著者紹介 [i]
だが恐ろしいことに、今回のアクション・サミットでは、政府、投資家、企業から、ものすごい数のコミットメントがあったにもかかわらず、日本の報道機関はその内容をほぼどこも報じないという異常事態が発生している。 サミットで、「あなた方は、その空虚なことばで私の子ども時代の夢を奪いました」「あなた方は私たちを裏切っています」とスピーチしたグレタさん。その結果、「環境問題だけでなく経済も大切なことを大人がグレタさんに教えてあげなければいけない」と諭す意見や、「東日本大震災で原子力発電が停止した日本では、なかなか難しい議論だ」という言論が日本には溢れかえるようになった。 このような話を日本国外のビジネスパーソンや投資家にしたら、「いつまで20年前と同じ話をしているのですが。もっとアップデートしてください」と言われるのがオチだろう。 では、今回の国連気候アクション・サミットでは何があったのか。見ていこう。
あいちトリエンナーレ2019が閉幕した。これほど騒ぎになった芸術祭は日本ではかつてなかっただろう。話題の中心となったのは最後まで「表現の不自由展・その後」だった。もっと光を当てられるべき良い作品が多数あった中、これは残念なことだ。 当初批判の的となったのは、キム・ソギョン/キム・ウンソンの《平和の少女像》と大浦信行《遠近を抱えて Part II》の2作品だったが、「表現の不自由展・その後」の展示再開後には、「Chim↑Pom(チンポム)」の映像作品、《気合い100連発》も批判され出した。 本稿では、今回の騒動があらわにした分断と、その背後にある芸術観について考察する。まずは《気合い100連発》に向けられた批判を見ることから、話を始めよう。 Chim↑Pom《気合い100連発》への誤解 《気合い100連発》は、Chim↑Pomのメンバーが福島県相馬市の若者たちと円陣を組み、順番に気合いの掛け
(CNN) 明るい黄色をしていて、時速4センチの速度ではうことができ、脳がなくても問題を解決でき、半分に切断されても自己修復できる――。そんな特異な生命体が、フランスのパリ動物園で19日から初めて一般公開される。 この生命体は、単細胞の粘菌の一種モジホコリ(学名フィサルム・ポリセファルム)。植物でも動物でも菌類でもなく、性別はオスとメスの2種類ではなく720種類もある。分裂して別の個体になったり、融合して元に戻ったりすることもできる。 10億年ほど前から存在していたと思われるが、1973年5月、米テキサス州の民家の庭で増殖しているのが発見されてセンセーションを巻き起こした。 2016年には英王立協会紀要に論文が発表され、学会で脚光を浴びた。フランスの研究者によれば、モジホコリは学習して有毒物質を避ける能力があり、1年たってもその行動を覚えていることが分かった。 パリ動物園の研究によれば、迷
19日午後9時に、トラック諸島近海で台風21号「ブアローイ」が発生しました。中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風21号は今後、発達しながら西寄りへ進み、次第に向きを北寄りに変えるでしょう。21日には強い勢力でマリアナ諸島、23日には非常に強い勢力で小笠原近海に進む見込みです。今後も最新の情報をこまめに確認してください。 「ブアローイ」は、タイが用意した名前で「お菓子の名前」です。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあり
一列に並んだ三葉虫の一種「Ampyx priscus」の化石(2019年10月17日公開)。(c)AFP PHOTO / CNRS / UNIVERSITE CLAUDE BERNARD LYON 1/JEAN VANNIER 【10月18日 AFP】モロッコ・ザゴラ(Zagora)の近くの砂漠で、一列になって移動する約4億8000万年前の生物の化石がみつかった。17日に発表された研究論文は、化石が、動物の集団行動を示す最古の例になったとしている。 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された論文によると、化石は三葉虫のもので、海底を一列縦隊でゆっくりと移動していたと考えられるという。三葉虫はすでに絶滅した生物だ。 三葉虫もすべての節足動物と同様に、体節のある体と外骨格を持っていた。節足動物門には
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く