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ブックマーク / science.srad.jp (281)

  • 太陽の黒点、2週間近く観測されず | スラド サイエンス

    3月7日から20日にかけて、太陽の黒点が1つも観測されていないという状況が発生していたそうだ(Space.com、Washington Post、宇宙天気情報センターの黒点情報)。 米NOAA(アメリカ海洋大気庁)によるデータでは3月21日以降は黒点が再び観測されるようになっているが、NASAのデータでは7日から15日間黒点が観測されない状況だったともされている。NASAによると、このように長期に渡って黒点が観察されなかったのは初めてのようだ。また、今年になって黒点が観測されなかった日はすでに26日あるとのこと。 TOCANAによると、黒点の減少は太陽の活動の弱体化につながり、97%の確率で地球が「氷河期」に突入し、「夏がなくなり、冬が続き、川が凍る」との現象が起こるという。 ただ、「太陽黒点が活発でない=太陽の活動が止まる」というわけではなく、アメリカ海軍天文台はこれによって大きな気候変

    太陽の黒点、2週間近く観測されず | スラド サイエンス
    Nean
    Nean 2017/03/28
    最近のスラドは、 Anonymous Coward以外の書き込みがずいぶん少なくなっちゃいましたね。
  • 藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス

    藤原定家の「明月記」には建仁4年正月19日と21日(1204年2月21日、23日)に京都で「赤気 (せっき)」が出たとの記述がある。国立極地研究所は中国歴史書「宋史」にみられる太陽の黒点の記録と突き合わせることで、定家の見た赤気が数日にわたって観測される「長引く赤いオーロラ」であることを確かめたそうだ(研究成果、 Space Weather - Journal Highlights、 論文アブストラクト)。 京都・仁和寺の「御室相承記」にも1204年2月21日~23日に3日続けて赤気が出たとの記述があり、現在調査されている日の文献では「長引く赤いオーロラ」の最古の記録だという。国立極地研究所では、これらの記録および宋史にみられる黒点や「長引く赤いオーロラ」の記録と、樹木年輪の炭素同位体比から復元した当時の太陽活動の強弱を比較することで、平安・鎌倉時代における巨大磁気嵐の発生パターンを明

    藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス
    Nean
    Nean 2017/03/26
    あとで読む(リンク先を)。
  • 「画期的な全固体電池」は永久機関のような非現実なものだった? | スラド サイエンス

    今月初め、リチウムイオン電池の発明者であるJohn Goodenough氏が率いる研究チームが、現行のリチウムイオン電池の3倍ものエネルギー密度を実現できる「初の全固体電池」を開発したと発表した(過去記事、Bloomberg)。しかし、この電池に疑問を持つ研究者も多いという(Quartz、UT News、Slashdot)。 この電池は通常のリチウムイオン電池よりも低い温度でエネルギーを蓄積・伝送でき、世界的に潤沢にあるナトリウムを原料とすることが可能だという。しかし、熱力学の法則に従うとこの性能は実現できず、永久機関と同じ問題を抱えているという指摘が出ている。また、論文でもエネルギーに関する問題は記載されていないという。

    「画期的な全固体電池」は永久機関のような非現実なものだった? | スラド サイエンス
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    Nean 2017/03/24
  • Amazon.comやBlue Originの創業者ジェフ・ベゾス、NASAに月への「宅配」を提案 | スラド サイエンス

    Amazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏は、民間宇宙開発企業「Blue Origin」の創業者という顔も持っているが、このベゾス氏がNASAに対し月面への物資輸送を提案しているそうだ(読売新聞、CNET Japan)。 この提案は月面での人類の居住を前提としたもので、輸送にはBlue Originの開発する大型ロケットを使用し、料や備品、居住設備の整備に必要な物資などを配送するというもの。最終的には月への商用配送サービスの実現を目指す方針のようで、そのためにNASAの支援を求めているようだ。 なお、米国で宇宙開発を手がける企業にはBlue Originのほか、Tesla Motorsの創業者であるイーロン・マスク氏によるSpaceXや、VirginグループのVirgin Galacticなどがあるが、MIT TechnologyReviewによると、これら企業の事業は「他社から支払

    Amazon.comやBlue Originの創業者ジェフ・ベゾス、NASAに月への「宅配」を提案 | スラド サイエンス
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    Nean 2017/03/07
  • NASA、民間宇宙船での有人飛行を2018年に延期へ | スラド サイエンス

    NASAが12日、米国の民間宇宙船による国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士輸送プロジェクトを2018年に延期することを明らかにした(毎日新聞、朝日新聞、ウォール・ストリート・ジャーナル)。 NASAはスペースシャトルの運用終了後、民間企業にISSへの宇宙飛行士輸送を任せる方針を示していた(過去記事)。乗員輸送計画にはボーイングの「スターライナー」やSpaceXのドラゴン宇宙船が選定されており(過去記事)、2017年以降の打ち上げが計画されていた。 今回の延期は、「安全性の問題点の解決」のためだという。スターライナーは打ち上げ時に発生する振動、ドラゴンは帰還時に海に着水した場合の安全性について問題が指摘されていた。なお、新計画ではドラゴンの有人打ち上げを2018年5月、スターライナーの有人打ち上げを2018年8月に行うという。

    NASA、民間宇宙船での有人飛行を2018年に延期へ | スラド サイエンス
    Nean
    Nean 2016/12/20
  • カーボンナノチューブの微小空間内に水を閉じ込めると特異な挙動を示すことが発見される | スラド サイエンス

    MITの研究チームが、カーボンナノチューブ内に水を閉じ込めると、100℃以上でも固体化するという現象を確認したと発表した。シミュレーションでの予想とは異なる結果であり、さらにカーボンナノチューブの直径が少しでも変わると、大きく凝固点が変動することも分かったという(マイナビニュース、Nature Nanotechnology誌掲載論文、MIT News)。 そもそも疎水性と考えられているカーボンナノチューブ内に水が入っていくこと自体が謎だそうで、カーボンナノチューブはまだまだ未知なる大きな可能性がありそうだ。

    カーボンナノチューブの微小空間内に水を閉じ込めると特異な挙動を示すことが発見される | スラド サイエンス
    Nean
    Nean 2016/12/12
    Ice9への言及はすでにあった/(^o^)\
  • 機械学習を用い、犯罪者を顔写真から高い確率で識別できたとの研究結果 | スラド サイエンス

    犯罪者の顔と非犯罪者の顔に統計学的な違いはないとされているが、中国・上海交通大学の研究者2名が画像認識と機械学習を用いて犯罪者と非犯罪者を高い確率で識別することに成功したそうだ(論文アブストラクト、 MIT Technology Reviewの記事、 Neowinの記事、 The Next Webの記事)。 研究では18~55歳で顔に傷やほくろなどがなく、ヒゲを伸ばしていない中国人男性1,856人の身分証明書写真を使用している。このうち非犯罪者は1,126人、犯罪者は730人。犯罪者のうち235人は暴力を伴う犯罪、536人は窃盗や詐欺、汚職など暴力を伴わない犯罪にかかわっている。犯罪者の写真も身分証明書の写真であり、警察で撮影された写真は使用していない。 これらの写真は顔と首の部分だけを残して背景を削除し、顔の大きさや肌の明るさなどが均一になるよう調整。グレースケールの画像としてロジスティ

    機械学習を用い、犯罪者を顔写真から高い確率で識別できたとの研究結果 | スラド サイエンス
    Nean
    Nean 2016/11/29
    なんだかあぶなっかしそうな。
  • 世界のCO2排出量、3年間横ばいを維持 | スラド サイエンス

    世界の二酸化炭素(CO2)排出量はこの3年間、「ほぼ横ばい」を維持しているそうだ(AFP、abcNEWS、Slashdot)。 11月14日に公開された国際研究チームによる報告書「Global Carbon Budget 2016」によると、2015年のCO2の排出量は363億トンで、2016年はそこから0.2%の増加と推定されるという。 排出量が減った原因は、世界全体のCO2排出量の約30%を占めている中国での石炭使用量が経済的な理由で減少したためだと見られている。 また、CO2の排出量が減った原因は、植物の光合成の能力が高まってCO2を吸収する量が増えたという説も出ている。CO2の吸収は海と地上の植物によって行われているが、Dynamic Global Vegetation Model(DGVM)と呼ばれるシミュレーションモデルと衛星観測を組み合わせた調査では、陸上の植物のCO2の吸収

    世界のCO2排出量、3年間横ばいを維持 | スラド サイエンス
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    Nean 2016/11/18
  • 2100年までに世界の海岸線の80%が海面上昇の影響を受けるという試算、1m近い海面上昇の可能性も | スラド サイエンス

    先日、今まで言われてきた「20世紀の海面上昇率」は過小評価だった?という話があったが、2100年までに世界の海面は1メートル近く上昇するという試算があるそうだ(Scientific American、米国科学アカデミー紀要、Slashdot)。 炭素排出量の割合が衰えることなく続けば、地球の気温は2040年までに2℃上昇するとみられている。2℃上昇した場合、世界全体では平均20センチメートルの海面上昇率だが、2100年までに気温が5℃以上上昇した場合は海岸線の80%が影響を受けるという。予測ではマイアミの低地エリアで250万人、中国の広州で210万人。ムンバイで180万人。そして、東京や大阪、ニューオーリンズ、ニューヨーク、ベトナムのホーチミン市で100万人以上と数千万人の人々が影響を受けると見られている。 ニューヨークと東海岸沿岸の都市は、産業革命前から4~5℃気温が高くなった場合、今世

    2100年までに世界の海岸線の80%が海面上昇の影響を受けるという試算、1m近い海面上昇の可能性も | スラド サイエンス
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    Nean 2016/11/14
  • 自律走行車が増えると強引に横断する歩行者が増える? | スラド サイエンス

    交通の安全性を高めると考えられている自律走行車だが、その安全性を期待して道路を横断する歩行者が増加し、走行速度が低下するという見方もあるようだ。これについてカリフォルニア大学サンタクルーズ校のAdam Millard-Ball氏がゲーム理論を使用した検討を行っている(論文アブストラクト、 The Registerの記事、 論文マニュスクリプト: PDF)。 Millard-Ball氏によれば、歩行者は道路を横断する際にチキンゲームをプレイしているのだという。人間のドライバーはあえて歩行者を轢こうとはしないため、十分な距離がある場合に歩行者が道路に出てくれば減速したり、停止したりする。しかし、ドライバーが脇見をしていたり、酔っていたり、ソシオパスであったりする可能性もある。道路を無理に横断すれば速く移動できるが、事故にあった場合の損失は自動車よりも歩行者の方が大きい。そのため、歩行者は状況を

    自律走行車が増えると強引に横断する歩行者が増える? | スラド サイエンス
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    Nean 2016/10/31
    適度な頻度で暴走するように仕組んでおけばいいですね!(違
  • 「O」と「0」の取り違えにより北米でのHIV感染者第1号とされた男性 | スラド サイエンス

    北米にHIVを持ち込んだ患者第1号(Patient Zero)は、当時エア・カナダの客室乗務員で1984年にAIDSで死亡したカナダ人男性だと広く信じられていた。しかし、26日付のNatureに掲載された論文によると、この男性が患者第1号とされたのは文字の読み間違いが原因だったそうだ(論文、 Ars Technicaの記事、 NPRの記事)。 1980年代初めに米国で感染が拡大したAIDSは同性愛の男性の性交渉と感染の関連が指摘され、米疾病予防管理センター(CDC)がカリフォルニア州から追跡調査を行っていた。患者には連番が振られていたが、この男性はカリフォルニア州外(Outside of California)の患者だったことからPatient 「O」と呼ばれていたとのこと。ところが、感染者集団に発症日順の連番を振った担当者がアルファベットの「O」を数字の「0」と取り違えたことで、この男性

    「O」と「0」の取り違えにより北米でのHIV感染者第1号とされた男性 | スラド サイエンス
    Nean
    Nean 2016/10/31
    おやまぁ。
  • 米魚類野生生物局、蜂を初めて絶滅危惧種に指定 | スラド サイエンス

    米魚類野生生物局(USFWS)は、ハワイの固有種であるハワイメンハナバチ7種を絶滅危惧種に指定した。日では3種のメンハナバチが環境省のレッドリスト(PDF)で絶滅危惧I類に区分されているが、米国でハチが絶滅危惧種に区分されるのは初めて(Xerces Society、The Verge、USFWSの決定内容)。 メンハナバチは顔に黄色の紋を持つことから「yellow-faced bee」と呼ばれる。ハワイメンハナバチは19世紀末~20世紀初頭にはハワイ中どこにでもいる昆虫だったが、現在では多くが希少種になっているという。ハワイメンハナバチの多くの種は小型で孤立しているため、環境の変化に弱い。環境開発や非固有種の植物増加により、固有種の植物が生育するハワイメンハナバチの生息域が失われていったことが減少の大きな原因となっているようだ。実際に非固有種の植物が支配的な場所にはほとんど生息していない

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    Nean 2016/10/07
  • 政府が推進する国民運動「クールチョイス」って知ってる? | スラド サイエンス

    内閣府が8月に実施した地球温暖化対策に関する世論調査で、政府の推進する国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」がほとんど浸透していないことが判明したそうだ(調査結果の概要— 3.家庭や職場で行う地球温暖化対策について、 読売新聞)。 クールチョイスは二酸化炭素排出量の少ない低炭素型の製品やサービス、行動を選ぶ「賢い選択」を促す国民運動だという。世論調査でクールチョイスを知っているかどうか質問したところ、知らないと答えた人が70.9%。知っていると答えた中でも名前を聞いたことがあるだけという人が22.4%にのぼり、内容まで知っている人は5.7%しかいなかったという。内容まで知っている人は男性に多く(8%)、年齢層別では60~69歳に多い(8.8%)。知らないと答えた人は18~29歳(78.7%)と30~39歳(80.5%)で最も多く、内容まで知っている人もそれぞれ2.9%、3.5

    Nean
    Nean 2016/09/30
    《知らないと答えた人が70.9%。知っていると答えた中でも名前を聞いたことがあるだけという人が22.4%にのぼり、内容まで知っている人は5.7%しかいなかった》。
  • 頭の良い人ほど体を動かさない? | スラド サイエンス

    よく頭を働かせている人々ほど、体を動かさずに過ごす傾向があるという調査結果が発表された(Independent、論文概要)。 この調査結果は米国の研究者らが発表したもので、「よく考える人々」と「あまり考えない人々」30人ずつの調査対象を用意。被験者に対し、個々の活動を記録できるセンサを1週間身につけてもらい、どのように活動をしているかを調べたという。その結果、「よく考える人々」はそうでない人々と比べ、活動量が明らかに少ないという結果が分かったという。 また、週末の活動量についてはどちらのグループの大きな差は無かったとのこと。なぜこのような違いが得られたのかは分からないが、「あまり考えない人々」は飽きっぽいため、体を動かすことに時間を費やしがちなのではないかとの説が述べられている。

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    Nean 2016/08/11
  • 「子供の科学」で49年続いた紙飛行機連載、9月号で終了に | スラド サイエンス

    雑誌「子供の科学」で49年続いていた「紙飛行機連載」が2016年9月号で終了するとのこと。先日この連載をまとめた「二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機」が発売されたが、これがこの連載の集大成になるという。 著者の二宮康明氏は1967年に子供の科学での連載を開始、その後現在まで連載を続けていた。その功績によって2012年に吉川英治文化賞も受賞している(子供の科学Webサイトで公開されている受賞時の記事PDF)。 タレコミ子は幼少時「子供の科学」を毎月購読していたが、勿体なくて紙飛行機は一機も作らないままいつのまにか大人になってしまった。夏休みも近いと言うことで、子供の頃を思い出して今こそ紙飛行機を飛ばしてみてはいかがだろうか。

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    Nean 2016/07/22
    悲報。
  • メチレンブルーで記憶能力が上がる? | スラド サイエンス

    色素の一種であるメチレンブルーに、記憶力を高める作用がある、との論文が発表された(WIRED)。 メチレンブルーに記憶力を高める効果があることは1970年代に動物実験で示されていたが、なぜそのような効果があるのかは分かっていなかったという。今回の実験では22〜62歳までの26人にメチレンブルーもしくは対象実験用の効果のない薬を服用してもらい、その後fMRIで脳の活動を観測したそうだ。その結果、メチレンブルーには感情の働きに関与する島皮質と呼ばれる脳の領域の反応を増加させる効果があることが分かったという。さらに、前頭前皮質や頭頂葉、後頭皮質の反応も高められるという。

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    Nean 2016/07/05
  • 日本の夏にエアコンは不可欠という話 | スラド サイエンス

    エアコンを苦手としている人や、エコ的観点からあまら利用しないという人も少なくないが、日の夏にはエアコンが必須になっているという(日経新聞)。 人間の汗には、その蒸発によって体から熱を奪い、体温を下げる働きがある。ところが東京の夏は高温多湿であり、さらに温暖化で気温は上昇傾向になるとされる。そのため、汗をかいても体は冷えず、適切な対処を行わないと熱中症などになる可能性が増えているという。特に体の温熱感が鈍くなっており、また発汗能力が低下している高齢者に熱中症は多く、実際2014年には住宅内で熱中症を発症した高齢者は男女合わせて2000人以上いたという。

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    Nean 2016/07/04
  • 緯度・経度をベースにした地図上の場所表記「what3words」をモンゴルの郵便局が導入へ | スラド サイエンス

    モンゴルポスト(モンゴルの郵便局)が宛先表示にwhat3wordsというシステムを導入するらしい(GIGAZINE)。 what3wordsは地球表面を3m×3mのグリッドでカバーし(57兆グリッド)、そのすべてのグリッドに3つの単語で固有表記を割り当てるもの。丸の内中央口は「founding.brain.jeep」、八重洲中央口の改札前は「airbag.staring.torched」という具合である。隣り合うグリッド名に何の関連性もない。グリッドは緯度経度情報を3mピッチで言い換えただけとも言える。簡単な単語を使う事で、緯度経度座標を正直に表記するより覚えやすく、簡単なエラーコレクションも内蔵されている形。 英語だけでなく9言語に対応済みで、今後3言語を追加する。what3wordsのアドレスを知るには、GPSとWebアクセスができる端末があればよいわけだ。 モンゴルでは国民の約4分の

    Nean
    Nean 2016/06/29
  • 太陽の「重力レンズ」を用いた超巨大望遠鏡 | スラド サイエンス

    今日の技術では太陽系外惑星の表面を観測することなど夢物語であるが、太陽を「重力レンズ」として用いることで、全長数百天文単位にも上る超巨大な望遠鏡を作り出し観測するという途方もない案が考えられているようである(NEWS PICKSの記事、MIT Technology Reviewの元記事)。 光が天体の重力により曲げられて生じる「重力レンズ」はブラックホールや銀河といった超巨大な天体でよく知られる現象であるが、太陽においてもわずかながら発生している。そこで、太陽の重力レンズの焦点となる太陽から550天文単位の位置に望遠鏡を設置することで、かつてない規模の超巨大な望遠鏡を作り上げることができるということである。この望遠鏡の性能は素晴らしく、すべてが順調に進めば光の強度は10万倍にもなり、地球から35光年離れた太陽系外惑星の表面を1kmの解像度で観測することが可能になるという。 もちろん実現のた

  • インテル国際学生科学技術フェアで日本人4人が最優秀賞などを受賞 | スラド サイエンス

    インテル国際学生科学技術フェアで、 千葉市立千葉高校の市毛貴大さんが機械工学部門最優秀賞を受賞した。また、慶応義塾大学の藁科友朗さんが分子生物学部門優秀賞2等を、米子工業高等専門学校の前田千澄さんと山村萌衣さんがエネルギー:化学的部門2等を受賞した(朝日新聞、Intel ISEF情報サイト)。 市毛さんはまた「インテル財団文化・科学中国訪問賞」も日人として初受賞している。 各日人受賞者の研究タイトルは次の通り。 市毛貴大さん:「A Novel and Simple Power Saving Controller for Stepper Motors」藁科友朗さん:「Silk-Gland-Derived Sericin as a Growth Promoter in Animal Cell Culture」前田千澄さんと山村萌衣さんの共同チーム:「Investigation and De

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    Nean 2016/05/17