テレビ東京の人気番組『たけしの誰でもピカソ!』が、メイン司会を務めるビートたけしの「リストラは受け入れられない」という判断の下、今年3月いっぱいで打ち切られることになった。 テレビ業界でも不況の影響は深刻で、各局は、昨年秋頃から、それまで以上の大幅な経費削減を打ち出し、制作費のかからない番組作りに着手してきた。その一方で、タレントを抱えるプロダクションは、リストラ旋風に頭を抱えている。 「高額なギャラで、視聴率が取れないタレントがリストラの対象になる。これからは、大スターを育てるんじゃなく、何でもこなせる、ギャラが1本50万円クラスのタレントをつくることだと、大手プロのオーナーたちは真剣に考えてますよ」(大手プロオーナー) テレビ界でも”リストラの嵐”が吹くことを懸念した大竹まことは、レギュラーを務めるテレビ朝日の『たけしのTVタックル』で、「ギャラを下げてもいいから、番組を降ろさないでく
”編集者のバイブル”として出版業界・Web業界に多くの読者を持つ月刊誌「編集会議」(宣伝会議)が1月31日発売の3月号をもって休刊することが明らかになった。 「編集会議」は、出版業界にもIT化の波が押し寄せていた2000年の3月に創刊。「Web&Publishing」のサブタイトルが示す通り、出版編集者のWebへの対応やWeb技術者に求められる編集ノウハウなどを特集し、マスコミ業界を中心に読者を獲得、高い評価を得ていた。 今回の休刊について発行元の宣伝会議は「大幅なリニューアルを図るための休刊であり、早ければ6月くらいに『Media&Contents』という新たなコンセプトで再刊する予定です」(宣伝会議編集室長・田中氏)とコメント。新雑誌は、これまでの出版・Web編集に特化した内容に加えて、テレビなども含めた多極的なメディアマーケティングを取り扱う雑誌になる予定だという。 ”編集”という、
「犯罪者である彼あるいは彼女にも我々同様に人生があり、そして罪を犯した理由が必ずある。その理由を解明することはまた、被害者のためにもなるのでは?」こんな考えを胸に、犯罪学者で元警視庁刑事・北芝健が、現代日本の犯罪と、それを取り巻く社会の関係を鋭く考察! 年始一回目の今回は、昨年2008年に起きた犯罪を回顧し、再び同じような事件が起きないようにするために、私たちはどうすればいいのかを少し考えてみたい。昨年も、数多の悲惨な事件が起こったが、特に印象的だったのは、被害者を選ばない無差別の「動機なき」凶悪犯罪が多発したことである。年始早々、戸越銀座(東京都品川区)で1月5日に発生した、5人を切りつけた通り魔事件に始まり、3月には茨城県土浦市で、2人が死亡、7人が重症を負う連続殺傷事件が起きた。そして6月8日には、秋葉原(東京都千代田区)で、死亡者7人、負傷者10人という無差別殺傷事件が起きた。その
一瞬、我が耳を疑った。何気なく見ていたテレビから、いわゆる「放送禁止用語」が、普通に流れてきたのである。 番組は、TOKYO MXの「円谷劇場」という枠で再放送されている、『帰ってきたウルトラマン』。70年代以前に制作された番組には、現在では放送に不適切な表現を使用していることが時々あり、その部分を無音処理して放送されるケースが多い。最も有名なケースが、『巨人の星』の少年時代のクライマックス、主人公・飛雄馬が父のことを誇りに思う名シーン、「父ちゃんは、日本一の日雇い人夫だ!」という箇所が、無音になってしまっているところだ(ちなみに現在では番組サブタイトルも変更されている)。こういった処理は、地上波、BS、CS問わず、現在ではそれが当たり前のこととなっている。『太陽にほえろ』で三田村邦彦が演じたジプシー刑事は、そのニックネームそのものが現在ではちょっと問題らしく、現在地上波では放送されなかっ
ロボタン(右)。ヴイストン社のRobo vie-i。本人いわく「関節が3つしかない 分、動きが雑だけど、そこが可愛い」。 キャンディー2号(左)。同じくRobov ie-X。「可動率も高くて、いろんなポー ズが出来たり、腕が細いところが好き♪」。 鉄ドル、ゲードルなど○○ドルといった肩書を持つアイドルが跋扈する昨今、ついにロボットアイドル、通称ロボドルなるアイドルが現れた。彼女の名は一之瀬まゆ。二足歩行するロボットを組み立て、PCにつないで動作パターンをプログラミング、操縦までこなすほど、その知識と技術はガチなのだ。 「もともとガンダムが好きで、7年くらい前にOVAシリーズの『第08MS小隊』を観て、ガンプラを買ったのが工作の始まりです。話が通じるお友達もいなくて、ひとりで孤独に作ってました(笑)。二足歩行するロボットに触れたのは2年ほど前。WEB媒体のとある企画で、ヴイストン社(ロボット
前編はこちら ●マスコミに課せられた多角的・継続的な報道 精神医学的なアプローチについても、真相解明のために効果的に用いられているとはいえない。今の裁判でも精神鑑定は行われている。しかし、責任能力があるかないかを決めるだけの道具に貶められている、というのが現状だ。 「精神鑑定で、たとえば統合失調症と認められると、死刑にできなくなってしまう。だから裁判所は、そういう結論の精神鑑定は採用しないんです。また、検察側が提示する犯行の動機というのは『性的関心で』とか『わいせつ目的で』とか、非常にわかりやすいんですよ。理解し難いロジック、必要のない精神医学的な関心は、全部切り捨ててしまうんです。おじいちゃんっ子だった宮崎にとって、祖父の死というのは明らかに大きな意味を持っているんですが、判決のロジックだと、ほとんど意味を持たなくなってしまう。やはり責任能力の有無を判断するためだけの精神鑑定ではなく、真
今年6月、死刑が執行された宮崎勤。 篠田氏は、10年以上も彼と交流を持 ち続けてきたが、「最後まで反省と贖 罪の言葉は聞かれなかった」(篠田 氏)という。 故・三浦和義、田代まさし、三田佳子の次男など、ワイドショーで騒がれた”ヒール”から、宮崎勤、林眞須美、小林薫といった”凶悪犯”など、マスコミが無視する彼らの「生の声」を雑誌「創」に掲載してきた同誌編集長・篠田博之氏。数多くの犯罪者と接してきた同氏が、自著を通して世に投げかけた問いが「罪を償うとは何なのか? 現行の死刑に、どのような効果があるのか?」といった難解なもの。裁判員として「人を裁く」立場になる可能性がある中で、そうした課題に思考をめぐらす義務が国民に求められている。 1988年から89年にかけて、東京・埼玉に住む幼女4人を次々に誘拐、殺害し、遺体を食べるなどの凶行に及んだ宮崎勤。04年、奈良県に住む女児を誘拐、殺害した後、遺体の
13日、衆議院第一議員会館にて、「麻生邸拝見リアリティツアーの警察による強権的な逮捕を検証する!」と題したシンポジウムが開かれた。 事の発端である「麻生邸拝見リアリティツアー」とは、東京都渋谷区にある麻生首相の豪邸を見学し、そのような豪邸に住む人間が、貧困や格差問題を解決できるのか? を考えようという趣旨の集まり。先月26日に開催された「反戦と抵抗の祭り」のプレ企画として催されたものだ。インターネットなどで呼びかけが行われ、当日は約50人ほどが集まったが、集合場所である渋谷のハチ公前から、麻生邸へと移動を開始してまもなく、参加者3名が、東京都公安条例違反(無届けデモ)と公務執行妨害で逮捕された。 その後、その一部始終が撮影された動画がYouTube等に公開され(動画参照)、ネット上でも「届出をせずに、実質的にデモ行為をしているのだから逮捕は当然」「デモではない。逮捕はやりすぎ」など、賛否両
09年1月からフジテレビで放映されることが決まっていたアニメ『あさきゆめみし』の製作が”企画変更”されていたことが、10日、ホームページの発表などで明らかになった。 『あさきゆめみし』は1979年より月刊『mimi』で連載されていた大和和紀による人気コミック。今回のアニメ化に際しては、『あしたのジョー』『エースをねらえ!』『CLANNAD -クラナド-』などで知られる大御所・出崎統(でざきおさむ)が監督・脚本を担当することになっており、アニメファンから注目を集めていた。だが、放送開始2ヶ月前にして、まさかの”企画変更”となった。 「来年1月からの放送予定でしたから、現場はバタバタですよ。もともと『あさきゆめみし』は、あちこちで源氏が女のコとデキちゃうって話ですから、たぶん監督のやろうとしていたことがお色気度が高すぎて、原作からイメージがかけ離れてるというご意見があったんだと……。関係者の間
今年5月、MTV Video Music Awards Japan2008に 揃って姿を現したときの小室哲哉と妻のKEIKO。 かつて、”天才音楽プロデューサー”と呼ばれ、時代の寵児ともてはやされた小室哲哉が、4日に5億円詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された。 昨年の11月のはじめ、小室の事務所の元スタッフから、筆者にこんな訴えがあった。 「小室は、女房のKEIKOには何十万もする高級ワインを平気で飲ませるのに、社員の給料を払っていない」 話によると、小室が著作権を神戸で通販会社を経営するSさんに7億円(報道では10億円となっているものが多いが、最終的には7億円で合意している)で売却。小室は、5億円を前払いしてもらい、残りの2億円の支払いについて話し合った席で、Sさんに対し「俺のバックには、”芸能界のドン”周防郁雄(バーニングプロダクション社長)や右翼団体がついている」と威圧したという。
かつて一時代を築いた大物音楽プロデューサーのKに関する不穏な情報が、芸能マスコミを駆け巡っている。なんと、詐欺容疑で摘発される寸前だというのだ。 Kは、昨年、自身の著作権を実業家A氏に売却。対価として、数億円を受け取ったが、肝心の著作権移転手続きをKが進めなかったため、A氏がKを提訴。最近になって、金を返却することをKが認める形で和解が成立していた。ところが、Kが一向に返却を実施しないため、A氏がKを大阪地検に告発したというのだ。 「地検はこの告発を受理。Kがそもそも金銭を支払う気がなかった可能性があると見て、捜査に積極的なようです。関係者への取り調べも進めており、最悪の場合は、Kを逮捕するなんて穏やかではない噂も流れはじめた。いずれにせよ、Kの誠意のない対応がこのような最悪の事態を引き起こしているといえます」(在阪社会部記者) 日本の音楽シーンを席巻し、長者番付の常連だったK。転落は数年
警察・検察当局およびマスコミの内情に精通するジャーナリストが、テレビでは絶対に報道しない、気になるニュースの裏側をレポートします。 謎の自殺が、波紋を広げそうだ。 11日午前7時ごろ、山梨県甲府市の県庁本館の通路で、背広姿の男性が死亡しているのを警備員が発見した。亡くなったのは、県幹部の1人、出納局長の中沢正史さん(58歳)。頭蓋骨が陥没しており、本館の上階から飛び降り自殺したとみられている。 新聞・テレビはこの飛び降り自殺の事実は報じたものの、その動機は不明としたまま。本誌がその真相を探ったところ、中沢さんを死に追い詰めるほどの大がかりな汚職事件の内偵が進んでいた事実をつかんだ。警視庁関係者の証言だ。 「警視庁捜査2課が、東京の大手通信機器メーカーと山梨県首脳の癒着を暴こうと内偵をしていた矢先だったんです」 この関係者によると、事件の舞台は山梨県の県立中央病院。現在、全国各地の医療機関で
黒柳徹子のトレードマークとなっているあの「たまねぎヘア」がにわかに注目を集めている。なんと、あの髪の毛を小物入れとして活用していたのだ。 歌手の青山テルマが『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したときのこと。 「黒柳さんがやおら自分の髪の毛の中をまさぐり始めたんですよ。何かと思ったら、そこからアメ玉を3個ほど取り出した。さらに『いつもはお煎餅も入れているんですけど、今日はないわ~』と衝撃の告白までしたんです」(バラエティ番組ディレクター) 以前から視聴者の間では、「なぜあんな髪型?」としばしば指摘されていた黒柳徹子のたまねぎ問題だが、意外な形でその実態が証明されてしまった。 同ディレクターは、さらに話を続ける。 「実は黒柳さんは、かなり前からあの頭をポケットとして使っていたようなんです。黒柳さんに近い関係者によると、海外に行くときはパスポートや大事な書類をあの頭の中に入れることもあるんだと
アイドルグループ「AKB48」のメンバー・大堀恵(25)が「大堀めしべ」として10月15日に発売するCD『甘い股関節』に、前代未聞の購入特典がついてくることが明らかになった。東京・秋葉原の石丸ソフト1、同ソフト2でこのCDを予約、購入すると、大堀本人に「ハグ」してもらえるというのである。 同グループはこれまでも「握手会」や「イベント参加権」など様々な特典を用いてCD販売数を伸ばす「特典商法」を繰り広げてきたが、ここまで露骨にアイドル自身の”肉体”を売りにしたイベントは初めてのこと。大堀によるハグは「お一人様1回限り」とのことだが、ネット上でファンが集まるコミュニティでは「もはや風俗だな」「1回って何時間までだよ!?」「これが本当の抱き合わせ販売」「行きたいけど、抱かれに行く服がない」など大盛り上がりを見せている。 同グループのプロデューサー・秋元康はこの楽曲のCD売り上げ目標を「1万枚」に
8月2日にこの世を去った、ギャグマンガのパイオニア・赤塚不二夫。『天才バカボン』や『おそ松くん』などの名作は言うに及ばず、新人時代のタモリのセンスを見抜き、世に送り出したという不世出の”笑い”の天才だ。その一方で、後期の『天才バカボン』では、左手で描いてみたり、山田一郎というペンネームに変えてみたりと、自らが開拓したギャグ漫画というジャンルをあえて破壊するような作風も散見できた。その作風のように、赤塚自身も破天荒な私生活を送っていたという。 「赤塚先生が歌舞伎町のバーに行ったのですが、そこがいわゆる『ぼったくりバー』で、法外な金額を請求されたんです。天下の赤塚先生だからその金額を払って、店を後にしたのですが、先生は翌日も、その翌日も、その翌々日も……連日そのバーで飲み明かしたというんです。バーの店員は嫌がらせかと思って、ついには『もう勘弁してください!』と根を上げたそうです。すると、赤塚先
すっかり「芸人潰し番組」として定着した感のある、『徹子の部屋』(テレビ朝日)。 同じテレ朝の『アメトーーク!』特番の「徹子の部屋芸人」の放送により、「徹子VS芸人」という図式が出演者にも視聴者にもポピュラーなものとなり、『徹子の部屋』の闘技場化がますます進んできているようなのである。 いわゆる「芸人」ではないが、大泉洋の出演回。ゲストは好みの飲み物を出してもらえるのだが、大泉のオーダーした飲み物は、「ポタージュスープ」。 「せっかく『徹子の部屋』に呼ばれたんだから、どうせなら高いものを」という理由を語っていたが、明らかに「つかみ」を狙ったオーダーだ。ゴングと同時に殴り掛かるような奇襲攻撃に、攻めの姿勢を感じるが、徹子が口の中にクルトンを詰まらせるというハプニングの返し技で、おいしいところを逆にもっていかれてしまう。 その後も、学生時代の写真を見て、「(少年隊の)東山クンに似てない? 今は似
これまで以上に北野監督らしい作品であると同時に、これまでになく北野映画らしくない。矛盾した言い回しになるが、北野監督の通算14本目となる『アキレスと亀』は、そう表現するしかない。北野映画らしく濃厚な血の匂いで彩られながらも、難解さは影を潜め、明快なエンディングが待ち受けている。 『TAKESHIS’』『監督・ばんざい!』と2作続けて映画を破壊する行為に取り組んできた北野監督の内面に、何か変化が起きているのか? 「アートは麻薬」「数学者になるのが夢だった」と語る北野監督の言葉からは、“天才”の人生観がリアルにうかがえた。 “世界のキタノ”を前にしておこがましいと思いますが、『アキレスと亀』は非常に映画らしい映画ですね。 「うん(笑)。普段から撮影は順撮りで始めるんだけど、いい役者がいたり、いいシーンが撮れると、ストーリーをねじ曲げて違う方向に持っていっちゃうんだ。でも今回は、台本が主人公の少
当該アカウントは削除されているが、一度ネット上 にアップされたデータを完全に消滅させることは決 してできないのだ mixiで週刊少年ジャンプ(集英社)のマンガを批判した女性が話題になっている。女性は日記において「ナルトはもう死ね」「銀魂はひどい作画」「ダブルアーツは読みにくい」などなど、ジャンプのベテラン連載陣に対して痛烈な批判を展開。さらには「何が面白いか。それを把握するのが編集長の仕事だろう」と編集長への提言で文章を結んでいる。これだけなら普通の読者の感想文なのだが、実はこの女性、今週のジャンプに読み切りマンガ『べるぜバブ』を掲載したマンガ家・田村隆平の恋人であることを公言しているのだ。こともあろうか、自分の彼氏が仕事をしている雑誌を堂々と批判してしまったわけだ。 さらに女性は日記上に、ボツになった『べるぜバブ』のネーム(マンガの下描き)を掲載。日記によると掲載された作品には作者の田村
韓国発祥の新興宗教団体で、女優の桜田淳子や元新体操選手の山崎浩子が“合同結婚式”に参加したことでも知られる統一協会(世界基督教統一神霊協会)の教祖・文鮮明氏が、すでに死亡しているのではないか? とウワサになっている。 文氏は先月19日、親族や協会幹部らとともにヘリに搭乗中、韓国の山間部に不時着。直後にヘリが大爆発を起こしていた。 文氏ら乗客乗員合わせて16名は爆発直前にヘリから退避し、ひとりの重傷者を出した以外は全員軽傷とされていたが、この報道には事故当初から疑惑の目が向けられていた。 というのも、事故を伝えた韓国のニュース映像(YouTubeより)に、黒焦げになった人間の遺体のようなものが運び出される様子が映し出されていたのだ。 この疑惑をさらに深めたのが、今月3日に公表された“退院後の写真”とされる画像。事故から半月ぶりに姿を現したとされる文氏と韓鶴子夫人が笑顔を見せる写真が韓国のニュ
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