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ブックマーク / hbol.jp (150)

  • 「安倍政権の生みの親」、伊藤哲夫と生長の家原理主義者ネットワーク――シリーズ【草の根保守の蠢動 第13回】 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    さて、今回から、日会議および日青年協議会から少し離れ、伊藤哲夫・日政策研究センター代表をこの連載の検討対象としていく。日青年協議会から離れるとはいうものの、伊藤哲夫氏も日青年協議会と同じく、「生長の家原理主義者ネットワーク」に属する人物だ。 おそらく、一般の読者に、伊藤哲夫氏の名前は馴染みが薄かろうと思う。しかし、この伊藤哲夫氏、第一次安倍政権発足以前から、安倍晋三の周りに常に付き従い、一部では「安倍政権の生みの親」とさえ言われる人物でもある。 まずは、伊藤氏にまつわるこれまでの報道を振り返ってみよう。 例えば文藝春秋。 2013年1月、文藝春秋は、「安倍政権の命運を握る『新・四人組』」と題する論説記事を、「赤坂太郎」名義の論説として発表した。この記事は、衛藤晟一首相補佐官の来歴を「右派の学生運動出身」と紹介したのち、 “今や、安倍の有力なブレーンとなっている右派のシンクタンク「

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  • ヘイトスピーカーを高座に呼ぶ落語家・桂福若の背後にある「生長の家本流運動」――シリーズ【草の根保守の蠢動 第11回】 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    読者の理解を妨げぬため、来であれば、塚田穂高氏との対談記事の続きを掲出してから、次のレポートに進む予定であった。 しかし看過しえないニュースが飛び込んできた。 大阪・天馬神宮の境内にある大阪落語唯一の寄席「天馬天神繁昌亭」が、中曽千鶴子をゲストに呼ぶイベントを8月に予定しているというのだ。 ヘイトスピーチやレイシズム問題に関心がある人には説明するまでもなかろうが、中曽千鶴子という人物は「京都朝鮮学校事件に匹敵する最悪のヘイトクライム」とさえいわれる「徳島教組襲撃事件」の首謀者であり、2007年前後から醜悪さの度合いを増した関西の「行動する保守」運動の首謀者の一人であった。その後彼女は、件につき刑事・民事の両面で訴追されている。 もし彼女が、裁判所の決定に服し、前非を悔い改め、しかるのちに政治活動等を再開するのなら別だ。しかし、彼女は一切反省していない。いまだに、以前とかわらぬヘイトスピ

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    Nean
    Nean 2015/07/09
  • 日本会議を「陰謀論」的に語らせてしまうもの――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回【後編】 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    ハーバー・ビジネス・オンライン 未分類 日会議を「陰謀論」的に語らせてしまうもの――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回【後編】 塚田:そうすると、「日会議とその周辺の論じ方」という問題になってきますね。 菅野:フライデーが書いた記事や、朝日新聞が去年書いた記事や、東京新聞が何度か書いてる記事など読んでて思うのは、メジャーなメディアが日会議について書くと、やっぱりどうしても、「いろんな宗教団体がいるぞ!気持ち悪いな!」という浅いノリになってしまうんですよね。それは違うぞと。そういう議論の進め方はダメだろうと。これは先生も『宗教と政治の転轍点』のなかで書いてらっしゃいますけど、「神社の氏子であり、どこかの寺の檀家であり、新宗教の信者であり、自民党の後援者である」みたいな、自分のおじいちゃん、おばあちゃんかもわからないような普通の人々が、日会議的なもの

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    Nean
    Nean 2015/07/05
  • 日本に蔓延する「宗教に対する浅薄なナイーブさ」――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回【中編】 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    塚田:でも実は、「日会議における政治と宗教の問題を初めてまとめた」と言われると、戸惑うところもあるんですね。紙幅の配分からいっても「日会議研究」といえる部分は最初のほうの「第Ⅰ部 保守合同」にあたる70ページほど。そのあとの「第Ⅱ部 政教一致」の260ページは、その他の宗教団体の政治進出の研究なので。やはり、後半のほうが自分のなかではスタートであるしメインだという思いはありました。それらの対照群として、日会議を含む前半を描いていったつもりなのです。その意味では、「戦後日宗教のナショナリズムと政治活動」というテーマを突き詰めていったら、必然的に日会議と宗教のことにも突き当たった、と言った方が正確かもしれません。 しかし、読者の方々の反応は違った。日会議を扱った第Ⅰ部のほうが反響が大きい。著者としては、「そっちかいっ!」ていう(笑)。しかしやっぱり、「そっちなんだなあ」と強く思わさ

    日本に蔓延する「宗教に対する浅薄なナイーブさ」――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回【中編】 « ハーバー・ビジネス・オンライン
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    Nean 2015/07/05
  • なぜ宗教と政治は惹かれ合うのか?――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    ハーバー・ビジネス・オンライン 政治・経済 なぜ宗教と政治は惹かれ合うのか?――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回 連載「草の根保守の蠢動」がスタートした直後、一冊の学術書が出版された。 著者は、國學院大學研究開発推進機構日文化研究所の助教・塚田穂高(つかだほたか)氏。 『宗教と政治の転轍点―保守合同と政教一致の宗教社会学―』と題された同書は、「なぜ宗教は政治活動を行うのか」「なぜ政治は宗教を利用するのか」「多数の宗教団体が集まる日会議とはいかなる組織なのか」といった問いに、宗教社会学の立場から取り組んでいる。 塚田氏が学術研究として取り組んだこれらの問いは、連載がいま取り組んでいるものと、まさに同じだ。 そこで、時をほぼ同じくして筆者と同じ課題に取り組んでおられる塚田氏をお招きし、「なぜ宗教と政治は惹かれ合うのか」「日会議が多数の宗教団体を引

    なぜ宗教と政治は惹かれ合うのか?――シリーズ【草の根保守の蠢動】特別企画「宗教と政治の交わるところ」第一回 « ハーバー・ビジネス・オンライン
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    Nean 2015/07/05
  • 「集団的自衛権を合憲とする」憲法学者は全員、日本会議関係者――シリーズ【草の根保守の蠢動 第9回】 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    連載は、安倍政権を支える巨大組織・日会議の全体像を、関係者の来歴と、70年安保闘争で生まれた民族派学生運動に連なる歴史を明らかにすることによって解明することを目的としている。 目下、取材と調査、および次回の大型原稿の準備のためしばらくお休みを頂戴していたが、見逃せないニュースが飛び込んできた。 昨日の衆院平和安全法制特別委員会における菅義偉官房長官の答弁だ。 (参照:2015年6月11日付毎日新聞/「安保関連法案:「合憲という学者」官房長官たくさん示せず」) 民主党・辻元清美議員から「(集団的自衛権を合憲とする憲法学者が)こーんなにいる、と示せなければ、法案は撤回した方がいい」と指摘された菅官房長官は 長尾一紘・中央大名誉教授 百地章・日大教授 西修・駒沢大名誉教授 の三名を「集団的自衛権を合憲とする憲法学者の具体名」として挙げた。 大方の反応は、「あれだけ『たくさんいる』と豪語して

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    Nean 2015/06/12
    こっちぢゃないと記事中からのリンクが辿れない。
  • 地盤調査会社が一般公開した「地盤がひと目でわかるマップ」が面白い « ハーバー・ビジネス・オンライン

    戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(以下JHS社)が、地盤調査・解析実績100万棟突破記念の第2弾として、6月から一般公開している同社の解析した地盤情報などを閲覧できる新「地盤サポートマップ」が面白い。 同社は2009年から事業者向けに地盤調査データをまとめた「地盤サポートマップ」の提供を行っていたが、2011年以降の東日大震災以降、一般の施主からも土地情報を知りたいというニーズが出ていたことで、同マップを一般公開したという。 同マップは、地盤調査データがひと目で分かるようにビジュアル化されているほか、近隣の避難所や最寄り駅までの距離などがわかる機能がある。 もちろん、JHS社が地盤調査を行った場所がデータベースになっているので、同社が行っていない場所はわからないのだが、それでもかなりのエリアが登録されている。 使い方は同社のサイトから「地盤サポートマップ」を選

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    Nean 2015/06/10
  • 大阪市の「プリペイドカードによる生活保護費支給」は官製貧困ビジネス « ハーバー・ビジネス・オンライン

    10月2日、「ユニティー出発」(「出発」と書いて「たびだち」と読む)という名の生活保護受給者向け無料・定額宿泊所の運営者が脱税容疑で逮捕された。逮捕に伴い、この施設の劣悪な環境とあからさまな「生活保護費のピンハネ」を、貧困ビジネスの代表例として各メディアが報道したため、名前を記憶している読者も多いかと思う。 こうしたユニティー出発に限らず、各地で「生活保護費を一旦全額預かり受給者には申請があるときだけ手渡す」「宿泊施設を提供する見返りに行政からの生活保護費を横取りする」という貧困ビジネスが問題となっている。 注目すべきは、これら貧困ビジネスの運営者たちが口をそろえて、「生活保護受給者の自立を支援する」を大義名分として唱える点だ(ユニティー出発が「出発」とかいて「たびだち」と読ませることが象徴的である)。 「生活保護受給者は支出を管理できないので、代わりに支出を管理してあげる」「適切な金銭感

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    Nean 2014/12/30
  • バター不足は農水省による「チーズの作らせ過ぎ」が原因 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    今年、断続的に起きてきたバター不足は、12月4日に乳業メーカー各社がバターの増産を決めたことで、徐々に沈静化しつつあるようだ。しかしながら、当に問題は解決されたのだろうか。「バター不足は農水省により人為的に起こされたもの」と断じる、農業ジャーナリストの浅川芳裕氏が、ほとんどメディアで伝えられることのない騒動の背景を語る。 ここ10年の間に生乳生産量は約1割減少しているが、生乳を原料とする生産物の中で最も大きなウエイトを占める牛乳の生産量は、それ以上の約2割減少となっている。バター・脱脂粉乳の生産量にしても、同じく2割程の度減少だ。つまり、牛乳やバター以外に振り向けられる生乳量は、逆に増えているということになる。 ここで浅川氏が指摘するのが、“チーズ補助金”という仕組みの存在だ。農水省のHPの「生乳用途別取引数量」を確認してみると、4月以降、5月を除いてチーズ向け生乳の対前年比は生乳全体の

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    Nean 2014/12/29
  • 「FACEBOOK市長」を踏み台にする海千山千の面々 ――山本一郎【香ばしい人々returns】 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    「ひまじんうんこ」などの暴言を市民に投げかけ訴えられるなど、数多くの面白逸話で名高い武雄市長の樋渡啓祐さん。かねてブログに書いたとおり、この樋渡さんを「FACEBOOK市長」として世に出してしまったA級戦犯としてメディア界隈で語り継がれる某日経BPの皆さんからご紹介いただいてその人となりをわずかながら知る私としては、彼が自治体改革の星として一部好事家やあまりきちんと物事を調べない人たちの間で祭り上げられているのを見て素晴らしいと思うわけです。 なぜこんな緩い話を冒頭に持ってきたのかというと、さすがに見切り発車で行った市政の数々が徐々に効果切れの瀬戸際にあるようでして。樋渡市政を見て「それは問題だろう」と思った人々からの情報公開請求が武雄市他自治体に乱舞してそろそろ臨界点にさしかかっており、バブル崩壊前夜のような狂乱になっているようにも見えるからであります。 その一方で、この樋渡さんご自身の

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