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ブックマーク / mint-seijotcp.blog.so-net.ne.jp (4)

  • カラオケの「正史」とメディア分析の作法:荻上式!電網テレビ批評 | みんなのテレビ:So-net blog

    昨年12月に発売された、烏賀陽弘道『カラオケ秘史―創意工夫の世界革命』(新潮社、2008)が非常に面白い。カラオケの歴史について丹念に取材された一冊で、カラオケの起源からカラオケボックスの誕生、通信カラオケの普及、「郊外型・ロードサイド型」から「ビル・イン型」への発展など、その流れが見事に整理されている。 特に印象深かった点を2つ。1つは、「音楽鑑賞」よりも「カラオケ」を娯楽としてあげる人の割合が多く、レコード屋よりもカラオケボックスの店舗数の方が多く、CDなどの音源よりもカラオケの方が消費されているという実態から、日人にとって「音楽」とは「聴くもの」「受動的に鑑賞するもの」ではなく「歌うもの」「能動的に参加するもの」だという指摘している点だ。例えば現在では、「コミュニケーション消費」の欲望をウェブサービスやテレビ番組の歴史などから読み取る論も少なくないが、カラオケというメディアを観察す

  • 議論は「語彙」が9割!……とまでは言わないけれど:荻上式!電網テレビ批評 | みんなのテレビ:So-net blog

    以前、こんな内容のを読んだことがある。人権や公正さを求める論者が、ある国の軍事組織の委員になった。その人自身は軍そのものに割に批判的だが、現実に軍が存在している以上、内部からその組織の方向性を少しでも変えようと目論む。そして、会議で影響力を持つためには相手と同じ語彙で語る必要があるため、徐々に軍事組織の仕組みや用語等を覚えていく。しかしその言葉を使っているうち、いつの間にか「軍事的効率」といった発想を、無自覚のうちにしてしまいそうになることに気づき、はっとするというものだ(それにしても何のだっけ。棚ひっくり返してるんだけど、みあたらねー!)。 思考や議論の場において、「議題設定」が重要であることは頻繁に指摘されている。どのような問いを立てるかが、既にある程度、結論のあり方を決定付けてしまうというように。それと同様に重要になるのは、「語彙の選択」だ。どのような語彙(群)を選択するかは、

  • ウェブ文化圏のプライオリティ:荻上式!電網テレビ批評 | みんなのテレビ:So-net blog

    Nean
    Nean 2008/08/26
  • 「見慣れぬモノ」への不安と、デマの発生:荻上式!電網テレビ批評 | みんなのテレビ:So-net blog

    時は文明開化の明治時代。電信柱が町にポツポツと登場しだしたとき、電線に弁当をくくりつけて遠くに送ろうとする者がいたという話は有名だ。中には「電信は切支丹の仕業で、処女の生血を使った邪法なんだ」というデマが流れ、そういえば最近全国で戸籍調査されてたな。そうか、あれは処女がいる家を調べていたのか。よーし処女はお歯黒や引眉をして隠れろ、電信を打ち倒せ、電信局に問いただせ、と騒動に発展したことも。「戸籍調査=処女探し」というデマはいくつかあって、「外国に売られるんじゃないか」という説が騒動を生んだりもしている。昔こえー。 電話が登場したときにも、「電話はめちゃくちゃクリアに音を伝えるから、もし通話してる人の中にコレラ感染者がいたら日中に広めちゃうんじゃね?」と、コレラが電話によって感染するのではないかというデマが広がった。この時期には元々コレラに対するデマが多く、ある旅人が千葉に滞在中にコレラに

    Nean
    Nean 2008/05/13
    内容は当然のことだけれど、語りが意外におもしろい。
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