大阪府吹田市の万博記念公園にある「太陽の塔」が、19日行われた映画「20世紀少年―第2章―最後の希望」(31日公開)のPRイベントで、劇中に現れる「ともだちの塔」に“変身”した。 映画は、大阪万博が開かれた1970年に子ども時代を過ごした仲間たちが、謎の救世主「ともだち」と戦う3部作の冒険物語。「ともだちの塔」は今作で、救世主が21世紀に万博の開催を計画、建造するパビリオンとして登場する。 映画ではコンピューターグラフィックス(CG)で映し出したが、イベントでは配給会社の東宝が、作者の岡本太郎さんの遺族から許可を得て、8000万円かけ、1日限りで太陽の塔を改造。胴体部分の顔に直径11.5メートルのバルーンをかぶせ、高さ65メートルの頂上部に強化プラスチック製の目玉のマークを飾りつけた。午後5時40分、塔がライトアップされ、75発の花火が打ち上げられると、豊川悦司さんら出演者と一般参加者約1