タグ

ブックマーク / fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp (3)

  • 【エッセイ】講義ノートの権利は誰のもの? - Ylab 東京大学 山内研究室

    大学の授業でとったノートの著作権は誰のものなのか? カリフォルニア大学でこの問題が議論になっています。きっかけになったのは、カリフォルニア大学バークレイ校がまとめた「授業におけるノートと教材利用に関するポリシー」の策定でした。この文書では、学生にノートをとることを推奨するとともに、教員の知的努力の結果である講義内容の公表について、教員がノートや録音に対し許可や制限を与える権利を保有することが明記されています。同じクラスを履修している学生間ではノートを共有してもかまわないとされていますが、その範囲を超えて教員に無断でノートを共有もしくは販売した場合にはこのポリシーに違反することになります。 このようなポリシーが策定された理由には、オンラインのノート販売サイトに対して大学側が苦慮していることもあるようです。カリフォルニア州の教育コードではノートの販売が禁止されていますが、ノートの販売行為は止ま

  • 【エッセイ】講義と宿題が逆転する - Ylab 東京大学 山内研究室

    The Chronicle for Higher Educationの記事「Killing the Lecture With Technology, Part II」に講義と宿題を逆転させた授業の事例が紹介されていました。以下に記事の該当部分を訳します。 "ウィスコンシン大学マディソン校のグレゴリー・モーセ教授は、コンピュータ科学の授業で「講義ー宿題パラダイム」を逆転させる試みを行っている。講義を見た後で宿題をするというやり方の代わりに、学生は授業外の時間でオンラインで講義を視聴し、授業は教員の監督下において学生が問題解決を行う「研究室」として位置づけている。" オープンコースウェアに始まったOpen Educationl Resourcesのムーブメントは、様々な形で展開されています。Appleの8月24日のプレスリリースによれば、「iTunes Uのダウンロードが3億回を超え、世界中の

  • 【エッセイ】どうして日本人は質問しなくなるのか - Ylab 東京大学 山内研究室

    では、大学の大人数講義で「質問はありますか?」と聞いて手をあげる学生はほとんどいません。たまに手をあげる学生がいると、好奇の目で見られます。 これは世界共通の現象ではなく、欧米では多くの学生が積極的に質問するのが普通です。 不思議なことに日の小学校の授業では活発な質疑応答があり、グループ学習でも議論がもりあがりますが、中学校に入ると、ぴたっと誰も質問をしなくなります。 限られた経験からではありますが、欧米の学校では、むしろ小学校の方が静かで、中学校・高校と進むに従ってしっかり自分の意見を言う学生が増えるように思います。 だからといって日の学生が考えていないわけではなく、その証拠にレポートを書かせると非常によく練られたものが提出されて舌を巻くことがあります。このような文化差はどちらが優れているというものではありませんが、協調学習やワークショップなどを考える上で、重要な条件としてあらわ

  • 1