結局、日本初の女性首相の座を射止めたのは芦田愛菜だった。初の女性であるばかりでなく、憲政史上最年少での就任だった。 平成が終わり、さらに愛機(ラブマシーン)がわずか12年で終わり、愛子帝の請振(ギミギミシェイク)が始まった。ギミギミシェイク13年、西暦2043年に芦田愛菜は39歳で首相に就任し、現在は3期目の7年目、46歳である(ギミギミシェイク20年、西暦2050年)。 かつて天才子役として名を馳せた彼女は、年齢以上の知性や能力の高さを見せて 「実は人生何周目かなのでは?」 と冗談が交わされたこともあった。しかしそれが冗談に聞こえないほど、「これしかない」という最短・最適な経歴でわずか39歳で首相に就任し、初代首相・伊藤博文の44歳の記録を破ったのだった。ただ芦田首相自身は、党総裁選の最中から自身の若さを強調したことはなく、「若いから」ではなく、地位にふさわしい人物がたまたま若かっただけ
実録・プロ作家が語る感動と笑いとちょっぴり深刻な闘病生活 山本弘 知らない人が多いと思うけど、僕は5月10日から9月5日まで病気で入院していた。病名は脳梗塞。 文章が書けなくなり、絶望のあまり死を望んだこともあるが、今では立ち直り、このようにパソコンで文章を打てるようになっている。だが、かつてのように早くは打てない。この文章にしても、ほんの1ページを打つのに何時間もかかっている。 ツイッターをやっている方なら、僕がこの数ヶ月、他の人のツイートにリツイートするばかりで、僕自身の文章をほとんど書いていないことにお気づきかと思う。言いたいことは山ほどあるのだが書きたくてもできないのだ。スマホでほんの2、3行のコメントを打ちこむでさえ、今の僕にとっては重労働なのである。 しかし、いつまでも引きこもってはいられない。自宅でリハビリを続けながら、少しずつ、書くペースを上げていきたいと思う。 そこでこの
昨今の人工知能ブームのコアの部分をざっくりと説明すると「大量のデータを深層学習で学習させると、人工知能の中で概念が生まれて、それをもとに導出できるっぽいぞ」という点にあります。しかもその「概念」が、人間の理解とは異なるけれど、機械はこう理解しているようだ、という点が、非常にエキサイティングです。 まあ、現実的には、データサイエンティスト的な人が、ヒューリスティクスを大量に投入しないと良い解は得られないのですが。 そんな人工知能研究の中の自然言語処理の中で、小説を人工知能に書かせる研究というのも行われているのですが、国内の論文をざっと探した範囲だと、それほど盛んとは言えないようです。 しかし僕は、これをやりたい。 人工知能に小説を書かせたい。 より正確には、人工知能の力を借りることで…続きを読む
明治時代のある時期に彗星のように現われ、今では完璧に消えてしまった『講談速記 時代薄小説』の一作品をテキスト化し、解説とふりがなを加えたものです。 『講談速記 時代薄小説』とは、下のようなレベルの低い志で産れたジャンルです。 - 長い小説を読むのは面倒だし金と時間の無駄 - だから面白い場面だけ掲載するしてページ少なくする - ページ少ないと薄くて軽くて安くてすぐ読めるから得 今を生きている人にとっては価値がないけど、明治の人にも価値がない。だから10冊くらい発売されたものの、売れないからすぐに消滅してしまった。 講談速記本というのは現代のエンタメの祖先ともいうべきもので、詳しい解説はここに書いてあります。 http://yamasitataihei.tumblr.com/post…続きを読む
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