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ブックマーク / wami.hatenadiary.jp (9)

  • 2007-01-02

    ■イベント《工場と音楽の夕べ》昨年末は、工場の映像だけを静かに映し続ける極めて趣味的なDVDを無事に発売出来、とても沢山の方から気持ちの伝わる感想を頂きました。 この工場blogを開設して以降は、少しでも多くの方に工場の魅力を伝えられればとの想いを抱きながら過ごして来ましたので、その1つ1つが当に嬉しかったです。 心から、ありがとうございました。 そこで、更に多くの方と直接工場の魅力に就いて言葉を交させていただければと、年明け直ぐのこの時期ですが、件のDVDに於いてハイライトシーンに流れる印象深い音楽を創って下さった和乃弦さんと、今度渋谷のお店でささやかなイベントをさせていただく事になりました。 当日まで余り時間がありませんが、日程は明後日からの2日間《2007年1月4日〜5日》。 開催場所は、渋谷の地下にある【supuma】さんと云うお店です。 工場写真の幾つか展示された空間で音楽を聴

    2007-01-02
    Nean
    Nean 2007/01/03
  • 灼熱の風。 - 工場萌えな日々

    ■情熱の一時毎年夏の時期になると、各工場が主に地元を対象とした見学会やイベントを幾つも開催している。 去年も何度と足を運んだ製鉄所関係は特に豊富で、今年も色々な相手と一緒に黄金色に染まった鋼板が薄く引き延ばされていく過程を数100メートルに渡って歩きながら間近に体験する機会に恵まれる。 工場に惹かれる馴染みの顔触れ男性3人女性2人で訪れたJFEスチール東日製鉄所ではいつ足を踏み入れても圧倒される第3熱間圧延工場で、男性2人女性2人で敷地内を散策した新日鐵君津製鉄所では独得の雰囲気を纏う重厚感溢れた厚板工場で、1000℃を超える高温の鋼板が壮大な音と熱気を伴って凄い勢いで行き来する様子を、それぞれの個性と共に全身で強く受け止める。 製鉄所内の作業に就いての詳しい解説を学生達に混ざりながらも丁寧に聴かせていただいた後、君津では遊覧船に揺られながら千葉港近辺までの長閑な航海を賑やかな家族連れに

    灼熱の風。 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2006/09/03
  • 想い出の風景。 - 工場萌えな日々

    ■心の帰る場所初めて人を誘って工場を観に出掛けたのは、静かに白煙の揺蕩う深夜の川崎臨海工業地帯。 友人男女と共に、工場好きな人達と港に面した公園に集まり、潮風の中を一晩語り明かした。 ベッヒャー夫や畠山直哉氏の写真集の事、ビートニクスのアルバム『出口主義』の事、そして何より底から沸き立つ様なプラントの美しさに就いて、気持ちの赴く侭にいつまでも言葉を交した場所。 自分にとって起点となるそんな空間を、久し振りに知人達と一晩観て歩く事になった。 夕方前の川崎駅近く、以前に20名近くでの工場巡りをした時に集まった場所で落ち合い、今回は4人での長閑なプラント散策。 他では味わえない距離で間近に見上げる景色は相変わらず力強く、その非現実的な景観を長閑に見詰めながら気侭に過ごす。 順番に案内して廻る馴染みの場所は、見上げる様な真新しいプラントが屹立していたり、風情のあった工場が既に更地にされていたりと

    想い出の風景。 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2006/07/18
    おぉずいぶんん人気が出て来てる。
  • 2006-07-06

    ■時の狭間に夢現前回、密度の高い工場巡りを過ごした後は、職場を抜けては京浜工業地帯に連なるコンビナートを少しずつ眺めて歩く日が続く。 多くの工場好きに惜しまれながら先月末で閉鎖した横浜プリンスに集まって、根岸側に広がる魅力溢れる景観をスイートから眺めるイベントも大勢の仲間と賑やかに催し、また1つ掛け替えのない想い出となって行く。 そんな日々の中、再度また先日と同じ相手と御一緒して東京湾に連なる工場達を観て歩く機会が訪れる。 工場の持つ躍動感を最も豊かに演出してくれる曇天覆われる空模様を見上げながら、今回も鶴見線の始発駅で時に小雨の降る中を落ち合って、穏やかに車での小旅行が幕を開ける。 低く迫る灰色の空に押し迫られる様な夕方の港を、歴史を感じる深い錆色も未来を見詰める様な輝きも等しく胸に納めながら、順に無理のないペースで進んでいく。 いつの間にか虹の橋が空を駈ける様子を並んでゆっくり見上げて

    2006-07-06
    Nean
    Nean 2006/07/07
  • 《冬のコンビナート巡り》/1 - 工場萌えな日々

    ■コンビナート・クリスマス聖夜を寸前に迎えたある日、(先日、参加者数が2000名を越えた)工場コミュニティとこの工場blogの読者さんを合わせた総勢7名でのコンビナート巡りが急遽決まる。 8月には《京葉工業地域》10月には《京浜工業地帯》と、この工場blogやコミュニティでコンビナートの形作る景観の魅力に興味を持って下さった老若男女幅広い御相手の中から、穏やかで積極的なコミュニケーションを好まれる方数名と御一緒させて頂いて来たこのコンビナート巡り、今回の目的地は前2回より少し足を伸ばして《鹿島臨海工業地帯》へと向かう事に。 今までよりも多彩な場所から参加者が集まる事となったこのイベントは、当日早朝から東京/川崎/宇都宮と各々違う場所で一旦少人数の待ち合わせをしてから現地集合する形となる。 身を切るような潮風が辺りを漂う鹿島港で昼前に無事合流し、早速目指したのは、以前にもここで紹介した鹿島臨

    《冬のコンビナート巡り》/1 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2005/12/31
  • 空に聳える未来【番外編:巨大施設見学③】 - 工場萌えな日々

    ■蒼い地球へ天候に恵まれ見学日和となった午後に横須賀中央駅で案内用チラシを受け取り港を目指すと、見覚えのある高い櫓が見えて来る。 この地球深部探査船『ちきゅう』は、海洋石油掘削で実績のあるライザー掘削システムを使い水深2,500m(目標は4000m)の深海域で海底下7,000mを掘り抜き、過去に誰も到達しえなかったマントルさえも採取しようと云う目論みで建造された船で、茨城で見た日立セメントのプラントを彷彿とさせるデリックと呼ばれるこの青色の掘削櫓から必要機材を釣り下げて掘削採取作業すると言う。 足を踏み入れた210m×38mの船内は、四隅に数多のクレーンを配置し、掘削装置や各種パイプ、噴出防止装置等が所狭しと犇めき合う密度の高い魅力溢れる空間で、各所毎に解説担当のスタッフから丁寧な説明を伺いながらゆっくりと観て歩く。 研究施設や船橋を順番に通り抜けてから見える間近に仰ぐデリックは当に壮大

    空に聳える未来【番外編:巨大施設見学③】 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2005/09/16
    見てるだけでドキドキしちゃうね。
  • 深く何処までも。【番外編:巨大施設見学③】 - 工場萌えな日々

    ■光る船今年6月、数人の知人と共に泊まり掛けで長崎へと向い造船所や廃墟等を幾つか観て回った時、初日の晩に人気の全くない真っ暗な道を宿へと急ぐ途中に不思議な光と遭遇したのがその船との最初の出会いだった。 どうやら艤装中の船舶らしいと直ぐには気付いたものの、中央に見慣れない巨大な櫓が屹立していて、果たしてどのような目的を持った建造物なのか結局その日は判らず仕舞い。 その後、長崎と佐世保の港で幾つか造船所と廃墟を興味深く堪能している間も、ずっとその船の事が何処か頭の片隅に残っていた。 結局、関東へ戻った後も気にはなっていたが、暫く忙しさにかまけて放って置いたままにしていたある日、突然思い掛けず真相を知る。 名古屋万博の一環として開催される見学会の前に横浜と横須賀でも一般公開される事となったその船の名は、地球深部探査船『ちきゅう』と云った。 【次回へ続く】 (写真/深夜の港で一際光り輝く船)

    深く何処までも。【番外編:巨大施設見学③】 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2005/09/14
    「ちきゅう」
  • 久し振りに誰かと。 - 工場萌えな日々

    ■初めての京葉工業地帯巡り時々知り合い数人と工場を見に出掛ける事はあれど、20名での工場見学イベント以来中々ネットで同行者を募る機会がなかったので、幾分夏の日差しが大人しくなって来たのを機に、久し振りに誰か初めての相手と工場を見て歩きたくなる。 その突発的な募集を見て参加を申し入れてくれた3人の工場好きな方と、今回初めてとなる京葉工業地帯巡りへと行く事に決める。 車を出してくれると云う方を含めて4人(しかも参加者全員女性でした)での長閑な工場観光は、まず千葉港へ集まり観覧船で海沿いに広がるコンビナート見学。 凄く丁寧な工場解説に耳を傾けながら、船に集まって来る沢山の鳥達と共にのんびりと40分程の船旅を堪能。 続いて、千葉港からは車に乗り、初対面とは思えない程に仲良く盛り上がりながら、東京湾沿いを南下して広大な京葉工業地帯の景色を楽しむ。 京浜工業地帯を軽く凌駕する規模ながらも中々見晴らしの

    久し振りに誰かと。 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2005/09/04
  • 工場的なモノ。 - 工場萌えな日々

    ■夢の残滓4月末に茨城の廃工場へ行って以来、生き生きと稼動する現役プラントだけでなく、穏やかな時間の流れに身を任せ朽ちて行く機械にも、興味を惹かれるようになって来た気がする。 人の生活を支える為に存在していたのも今は昔、錆に侵された身体を力無く横たえる姿に、様々な想像力を強く刺激される。 誰からも必要とされなくなり、風雨に晒され変わり果てた姿となっても、彼等は物言わず唯々最期の時を待つ。 それが喩え大きくとも小さくとも、その流れ過ぎた時間を想う時、不思議な郷愁に胸を締め付けられる。 これからも、街を離れ色を失った時間が支配する空間で偶然出会えた時、きっと言い知れぬその感情が甦るだろう。 今後も変わらず訪れる、艶やかな機械の肌を凛と輝かせその姿を誇るように屹立するプラント群と共に、人知れず消え行く泡沫の姿にも忘れず時々は目を留めてみたいと思った。 (写真/廃変電所内に崩れ落ちたモノ達)

    工場的なモノ。 - 工場萌えな日々
    Nean
    Nean 2005/06/22
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