この映画への言及が少なかったので書く私にとって、上半期ベスト1に近い映画。個人的に、『セッション』と争うほどのベスト候補 出自により、普通であることを周囲から受けいれられなかった少女その少女を初めて普通の子として受け入れた左遷されたエリート女性警官の物語ざっくり言うとこの二人の女性を軸にかかれる映画だ女性の監督らしく、主人公のペドゥナ&少女のキムセロンが心底美しく描かれていた(むしろ、この二人の美しさが救いである) 子供らしく生きることを拒絶され、日常的に体罰を受け、普通でいることを許されなかった子供はどうすれば良いのかこの映画は、そんな子供の生きづらさとともに、大人に好かれようとする子供の心の機微を痛々しいほど描く また、昨今、わが国でも問題になっている「外国人実習生」の実態をあぶり出す韓国もまた、同様に田舎に労働力がないことを知らされた労働力を運んでくるやつが、どんなに悪いことをしてい