嫌なことがあった次の日は、どんなに大切な用事−大学やバイト、離れて暮らしている母との約束−であっても、夕方まで起きれない。 今日は早朝に目が覚めた。 目が覚めるとお腹と頭が痛くて(痛かったから起きた?)気が遠くなったけど、気絶はできなかった。 天井を眺めていると涙が止まらないので、こっそり起きて、着る服を着て、今日必要なものをカバンに入れた。 いつもは30分近くかかる準備が5分で終わり、5:40には最寄駅の改札前のベンチに座っていた。 こんな時間でも自分よりずっと若い人が電車に乗って行く。自分より何も出来なさそうな中年も改札を通り抜ける。 電車に乗るのも嫌になり、早朝から開いている店でオレンジジュースを飲んだ。 嫌なこと。 好きな人が嫌。平気で嘘をつく。私のことなんて理解しようとも、理解してもいないのに、わかったような言葉をかけてくる。わかって欲しいけれど、違う人間なので無理なんだ、と思っ
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