シンガポール、接種率8割でも感染急増 「コロナ共存」へ試練 2021年09月13日21時05分 2020年10月、シンガポールのショッピング通り沿いを歩く人たち=シンガポール(AFP時事) 【シンガポール時事】新型コロナウイルスのワクチン接種完了率が8割を超えたシンガポールが、深刻な市中感染者急増に見舞われている。経済への打撃が大きいコロナ根絶戦略から、「コロナとの共存」に向けて行動制限緩和に切り替えたところ、早くも試練に直面した。 <新型コロナウイルス 世界各国のワクチン接種状況> 人口約570万人の同国で、新規感染者は12日まで3日連続で500人を超えた。人口比で考えると日本で1万人超に匹敵する。ワクチン接種者を対象に1組5人までの外食を認めるなど、厳格だったコロナ制限を一部緩和したのが響き、感染者が8月下旬から急増し始めた。 ワクチン接種完了率は81%と「恐らく世界一の水準」(オン保
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