メタルというものに、最初にはまったのがコレ。だから非常に思い入れがある。まだ高校生で、出たばっかのCD。ジャケが異様にかっこよくて、思わず手に入れた。買った当初は、メタルどころか洋楽そのものにほとんど知識も耐性もなかった。だから、最初は、あまりにそれまで聴いてきた邦楽ロック/ポップス(ブルーハーツとかユニコーンとかスピッツがっ好きだったな)から、あまりの音楽観の違いに愕然とした。どういう風に聴いたらよいのか、数ヶ月が理解できなかった。ただ、あるとき急に、完全に焦点があった。その聴き所とは、 1.デスメタル(というものは当時知らなかった)にも通じる、シャガレ声のメインVoが、ダミ声ではあるが非常に男らしく、魂を振り絞るように歌い、それに対比するように、澄んだ男声のコーラス(クワイヤとも呼ばれた)が、よくあるハモリではなく、お互いに補完しあうように、折り重なり、重層的な声のタヘ