タグ

2017年10月19日のブックマーク (2件)

  •  「Why everyone (else) is a hypocrite」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Why Everyone (Else) Is a Hypocrite: Evolution and the Modular Mind 作者: Robert Kurzban出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2011/01/03メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 174回この商品を含むブログ (25件) を見る 書は進化心理学者ロバート・クツバン*1によるヒトの心のモジュール性,そしてそれによる道徳と偽善の説明のである.ヒトの心がモジュール的であるというのは,進化心理学勃興時から強調されていたことで,コスミデスとトゥービイがこれをスイスアーミーナイフに例えていることは有名だ.多くの進化心理学のリサーチはその一つ一つのモジュールがどうなっているのかをみていくものだが,書では「ヒトの心が多くのモジュールの集合体である」というモジュール性から何が説明

     「Why everyone (else) is a hypocrite」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/10/19
    モジュール性から自己欺瞞
  •  「うそつきの進化論」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    うそつきの進化論―無意識にだまそうとする心 作者: デイヴィッド・リヴィングストンスミス,David Livingstone Smith,三宅真砂子出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2006/08メディア: 単行購入: 4人 クリック: 57回この商品を含むブログ (19件) を見る <少し長い前置き> 自己欺瞞の進化的な説明はトリヴァースに始まる.彼はドーキンスの「利己的な遺伝子」の初版の序文において,ドーキンスが描いた世界の延長のひとつの例として動物のコミュニケーションが相手を操作しようというものなら,嘘をつく方向,次に嘘を見抜く方向,そして嘘を見抜かれないように自己欺瞞をよしとする方向に強い淘汰圧がかかるだろうと記している. ピンカーは「心の仕組み」でトリヴァース説を紹介し,嘘をつくのが難しいこと,それはそうであるからこそ,そのような情動が進化したと考えるべきこと,そし

     「うそつきの進化論」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/10/19
    「そして無意識に語られるストーリーの解釈の世界に入っていく.ここは非常に興味深いが,(著者自身も何回も何回も断り書きしているように)通常のリサーチプログラムとは異質の世界だ」