今朝目覚めたときにふと思い出して嫌な気分になったのでここに書く。 中学生の頃の話だ。 おれはクラスでは目立たない地味な生徒だった。 そもそもクラスで目立つのは、運動ができたり勉強が得意だったりイケメンだったり……まあそういう生徒なわけで、 そのどれでもないおれはクラスではすこし浮き気味の存在だった。 かといっていじめられていたわけでもなくて……。 地味なおれは同じように地味な子と友達になり、ひっそりと毎日を生きていた。 それでよかった。とくにクラスの人気者になりたい・目立ちたいという欲はなかった。 ただ毎日ふつうに静かに生きられればそれでよかった。 地味すぎて、二年生になっても三年生になっても、理科教師(担任ではない)に名前を覚えてもらえず、 たまたま「肌が白い」ことが共通していた別のクラスの男子(××)の名前で指されることが何度もあった。 そのたびに「いや~お前肌が白くて××と似てるんだ