菅官房長官は、午後の記者会見で、日本年金機構のシステムから大量の個人情報が流出した問題で、「機構全体のセキュリティーに対する認識の甘さや職員のモラルが問われる」として、日本年金機構の組織の抜本的な見直しを行う必要があるという認識を示しました。 そのうえで、菅官房長官は、「機構全体のセキュリティーに対する認識の甘さや、職員のモラルが問われる問題が生じており、日本年金機構という組織として、さまざまな点について抜本的見直しをする必要がある」と述べました。 さらに、菅官房長官は、「第1次安倍政権のときに、年金問題では国民に本当にご迷惑をおかけした。そういう点を踏まえて再出発したはずの日本年金機構であり、大事な年金だから、しっかりした対応をしなければならないのは当然のことだ」と述べました。