今年の6月16日で『ザ・クイーン・イズ・デッド』はリリースから30周年を迎えた。あのアルバムのすべての歌詞を暗唱できるという人でも、このアルバムについて本当にどこまでご存じだろうか。例えば、ザ・ローリング・ストーンズやザ・ストゥージズ、マリファナなんてものがその音作りに影響していたということを知っている人はいるだろうか。あるいは、リンダ・マッカートニーやハゲ頭のトランペット奏者がもう少しで参加するところだったということなどは? ザ・スミスのメンバー自身が語るこの名盤のすべてを楽曲ごとに御紹介しよう。 王室に毒を吐きかける、焼けつくような6分間のオープニング・トラック ジョニー・マー(ギター):「俺はとにかくザ・ストゥージズのファンだからさ、デトロイトのガレージ・バンドのような攻撃的な曲をやろうって考えてたんだ。それとヴェルヴェット・アンダーグラウンドにも影響を受けてる。この曲は、ヴェルヴェ
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