日本シリーズが頂上決戦の体をなさぬほど拡大してしまったリーグ格差。解消するには現状の枠組みにこだわらない柔軟な発想も必要だ。思考実験をかね、実現性度外視でプロ野球担当記者たちが話し合ってみた。T 「セは昔から同一リーグで主力選手を引き抜き合ってばかりいるゼロサムゲーム。獲得した側が優位になるだけで切磋琢磨(せっさたくま)がなく、底上げにならない。中途半端にカネをかけるなら、いっそ思い切って今年
菅政権の「新自由主義政策」のブレーンとされるのが、人材派遣大手パソナグループ会長の竹中平蔵氏である。だが、菅氏と竹中氏の関係は、通常の政治家とブレーンの関係とは趣が異なる。竹中氏が総務大臣時代、菅氏は副大臣として仕える身。つまり、主従関係が逆だったのだ。ノンフィクション作家の森功氏がレポートする。(文中敬称略) 【写真】青い縞模様のネクタイに淡いブルーのスーツで、鼻を少し出した状態でマスクをつけ、答弁をする麻生太郎氏 * * * 庶民派の実務型政治家か、それとも格差社会を広げる新自由主義者か。 首相の菅義偉について、好意的な者は前者のように持ちあげ、反感を抱く者は後者だと批判する。もっとも私は、どちらでもない気がしている。 「菅さんはブレーンが提案する政策にパクッと食らいつき、それをそのまま実行しているだけです。だから細かい話が多く、大枠として何がやりたいのか、ビジョンが明らかでない。政策
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