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高い車が安い車を煽る。これまで何度となく見てきた光景である。昔関越道でスズキのアルトがBMWを追い越し車線でガンガンに煽っているのを見たときには大層アツい気持ちになったものであるが、基本的に我々安き車にのりし者は高級車にじゃまだじゃまだと煽られへこへこと頭を下げて道を譲る運命。安きは虐げられる。公道では身分制が未だにまかり通っているのだから。 日本だけでなくここアメリカでもやはり高い車は安い車を煽っている。高い車は高圧的で独善的な運転をしがち。たった一度行っただけだが中国の広州でもそうだった。今のところ3か国だが人種のるつぼアメリカをるつぼだけに仮に100か国とカウントした場合、調査N数としてはそれなりであるからこれは万国共通と言っても過言ではない。 俺も高い車には煽られる側、高い車に乗ったことがないので分からないが、高い車に乗ると何か優越感のようなものが高まり、目の間に現れた安い車を煽り
ジャーナリストの青木理氏 安倍晋三元首相が選挙演説中に銃撃され、死亡するという前代未聞の事件から一夜が明けた。犯行の動機や背景はいまだ謎に包まれているが、「安倍三代」(朝日新聞出版)の著書があるジャーナリストの青木理氏は今回の事件をどう捉えたのか。緊急インタビューした。 【動画】安倍元首相が演説を始めてから容疑者が取り押さえられるまで * * * まず大前提として、どのような政治信条があろうと、その政治家にいくら批判があろうと、今回のようなテロを断じて容認することはできません。改めて言うまでもないことであり、問題はその先にあります。 そのうえで元首相が凶弾に倒れた衝撃的な事件を考えると、これはやはり不気味な兆候と捉えるべきなのか。だとすれば、なんとしてもそれを押しとどめる必要があります。 昨年亡くなったノンフィクション作家の半藤一利さんと生前対談した際、半藤さんが「社会が戦争に向かう危
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