(CNN) 米オハイオ州の当局は18日夜、クマ、ライオン、トラ、チーター、オオカミなどの猛獣を含む動物数十頭が脱走して同州東部をうろついているとして、住民に警戒を呼びかけた。 同州マスキンガム郡の保安官によると、脱走したのは48頭で、現地時間の同日午後8時40分までにこのうち約20匹を射殺したという。残る動物も当局が行方を追っているが、全頭を捕獲または射殺するまでは外出しないよう住民に呼び掛けている。 CNN系列局によれば、脱走した動物たちの飼い主は同日、死亡しているのが見つかったという。どのような状況で死亡したのかは分かっていない。 オハイオ州警察は、州内の動物園とサファリパークの協力を得て対応に当たっている。 【関連記事】 ユキヒョウの3つ子、スイスの動物園でデビュー 未確認生物「チュパカブラ」、テキサス州に出現? 発酵したリンゴで「酔っ払った」ヘラジカ、木に登って落ちて