1795年、イギリスによる征服が拡大しつつあるインド。シカンダル・バイグ(ローニト・ローイ)の王国はイギリス支配に抵抗を続けていた。しかし、東インド会社の武官であるクライブ(ロイド・オーウェン)の謀略によりシカンダルは殺害され、シカンダルの一族は皆殺しに、王国はイギリスに併合される。だが、シカンダルの娘ザフィーラーは王国の忠臣アーザード(アミターブ・バッチャン)の助けで生き残る。アーザードはやがて東インド会社軍に抵抗する武装組織を率いるようになり、成長したザフィーラー(ファーティマー・サナー・シャイフ)は弓の名手になる。 東インド会社の船を奪うなど暴れ回るアーザードたちに手を焼いたクライブたちは、アーザードを鎮圧するための策を講じる。彼らが思いついたのは「毒を以て毒を制す」で、イギリス、インドの区別なく、利益のあることならなんでもする野盗のフィランギー(アーミル・カーン)を雇うことだった。