桜木紫乃氏の直木賞受賞作を映画化!(C)桜木紫乃/集英社 (C)2020映画「ホテルローヤル」製作委員会[映画.com ニュース] 波瑠が主演し、第149回直木賞を受賞した桜木紫乃氏の小説を実写映画化する「ホテルローヤル」の予告編が、このほどお披露目された。 累計発行部数90万部を突破した原作は、桜木氏自身の生家でもある北海道・釧路湿原に立つラブホテルを舞台に、現在から過去へ時間軸をさかのぼり、ホテルの盛衰とそこを訪れる人々の生と性を、切なくも瑞々しいタッチで描いた7編からなる連作小説。映画版は、閉塞感のある日常を離れ、ホテルローヤルの扉を開く男女、問題を抱える経営者家族・従業員の姿を、経営者家族のひとり娘・田中雅代(波瑠)を主軸に描く。 予告編では、2時間3800円で“裸の心が充たされる場所”に集う人々の人間模様が垣間見える。「ずっと嫌だった。ラブホの娘ってからかわれて。巻き込まないでよ