去年、経営破綻したアメリカの大手おもちゃチェーン、トイザらスは、日本を含むアジアの事業を日本円で1000億円余りで売却する見通しとなりました。 トイザらス・アジアは香港の会社との合弁事業で、トイザらスは株式の85%を保有していて、すでに複数の企業から10億ドル以上、日本円で1000億円を超える金額で株式を購入したいという提案を受けているということです。 1948年に創業したアメリカのトイザらスは、家族連れで買い物を楽しめる店として長く親しまれてきましたが、ネット通販への対応の遅れや巨大な小売り企業との安値競争などで経営が悪化し、先月にはアメリカの事業を清算して735のすべての店舗を閉鎖することを決めていました。 一方、日本や中国、東南アジアを含むアジアでの業績は堅調で、香港に本社があるトイザらス・アジアが事業を継続しています。
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